アジア太平洋地域で最も販売されたベントレーはベンテイガに

ベントレーモーターズ・アジアパシフィック、2021年は過去最高となる1651台をデリバリー。地域最多販売は日本に

ベントレー ベンテイガのフロントスタイル。
世界的な需要傾向と同じく、アジア太平洋地域でもSUVのベンテイガが最多販売車両となった。
ベントレーモーターズ・アジアパシフィックは2021年、地域全体における全モデルラインナップへの強い需要に支えられ、過去最高の販売実績を達成した。ベントレーモーターズは昨年、中国を除くアジア太平洋地域で1651台を納車。2020年(1203台)に対し、37%増を記録している。

アジア太平洋地域トップの日本は596台を販売

中国を除くアジア太平洋地域で、最もベントレーが販売されたのは昨年に続き日本。ベンテイガやフライングスパーに導入されたハイブリッドモデルも人気を集めた。
中国を除くアジア太平洋地域で、最もベントレーが販売されたのは昨年に続き日本。日本と豪州ではベンテイガが、韓国や東南アジアではフライングスパーが人気を集めた。

アジア太平洋地域における好調な販売実績は、ベントレーの世界における過去最高の販売台数にもプラスに働き、2021年の全世界での総販売台数は1万4659台(31%増)を達成した。

昨年は、アジア太平洋地域のすべての市場で販売台数がダイナミックに増加。日本は596台(30%増)を販売し、引き続き同地域の自動車販売に最も貢献した国となった。同時に、韓国は+71%という非常に大きな伸びを示し、506台を販売。さらにオーストラリアとニュージーランドでは272台(33%増)、東南アジアでは277台(13%増)と、過去最高の販売台数を記録している。

最多販売車両となったのはベンテイガ

ベントレー ベンテイガのフロントスタイル
日本での最多販売台数を記録したのはベンテイガ。コンチネンタルGT、フライングスパーが続く。

この目覚ましい成果は、アジア太平洋地域で605台を販売したベンテイガの成功によるもの(2021年の総販売台数の37%を占める)。フライングスパーは、4ドアセダンの人気が特に高い韓国と東南アジアでの強い需要に支えられ、前年比180%増の560台(2021年販売台数の34%)という目覚ましい伸びを記録。コンチネンタルGT(コンチネンタルGT コンバーチブルを含む)も引き続き高い人気を集め、481台(2021年販売台数の29%)がデリバリーされている。

ベントレーモーターズ・アジアパシフィックのリージョナルディレクターであるニコ・クールマンは、今回の右好成績について次のようにコメントした。

「ベントレーモーターズ・アジアパシフィックにとって、記念すべき年を迎えました。これからの数年間、私たちはお客様のために特別な旅を創造し続けることを決意しております。『ビヨンド100』戦略を通じて、私たちは持続可能なラグジュアリーモビリティのグローバルリーダーとなるべく、ビジネスのあらゆる側面を改革し、モダンラグジュアリーライフスタイルブランドとして革新していくことをお約束します」

「ハイブリッドモデルの導入により、私たちはこの地域におけるベントレーの電動化の新しい波への道を切り開こうとしています。関係する皆様へのコミットメントと信頼を忘れることなく、ベントレーネットワークは、近い将来、初のフル電動ベントレーを迎えるための準備も進めています」

ベントレーの好調を後押ししたフライングスパーとベンテイガ。

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