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長年にわたってフェラーリのパーツを供給
GTOエンジニアリングのヒストリックカー&現行モデル向けパーツ供給部門「GTOパーツ(GTO Parts)」は、長年にわたり展開してきたフェラーリ向けパーツに加え、ランボルギーニとマセラティのパーツをラインナップに追加した。ランボルギーニとマセラティのパーツは、フェラーリと同様に世界中のカスタマーに供給される。
英国のGTOパーツ本社、アメリカ・ロサンゼルスのUSAベース、または2022年春にオープンするイタリア・モデナのパーツ供給センターのいずれからも、オーダーすることが可能となっている。
1996年にGTOエンジニアリングによって設立されたGTOパーツは、現在10名のスタッフで構成。ランボルギーニとマセラティのパーツ調達・供給・製造は、GTOパーツがヒストリック・フェラーリで培った豊富な経験と知識に基づいて行われる。
イタリアのパーツ業者や販売店とのコネクション
GTOパーツは、20年以上もヒストリック・フェラーリ向けのパーツ供給を行ってきたことで、イタリアのパーツ会社や販売店との強固なつながりを構築。多くのカスタマーから、フェラーリだけでなく同じイタリア製スーパーカーであるランボルギーニやマセラティのパーツ供給を求める強い声があったという。
GTOエンジニアリングの創業者であり、GTOパーツのマネージングディレクターも務めるマーク・ライオンは、ランボルギーニとマセラティのパーツ展開について次のようにコメントした。
「クラシック&モダン・フェラーリのスペシャリストとして、私たちには蓄積してきたノウハウと専門知識があります。そして、ここにイタリアの自動車パーツメーカーや販売店とのコネクションを組み合わせています。ある意味、ランボルギーニとマセラティのパーツを提供することが、次のステップとして自然な流れとなりました。また、イタリアのモデナにある新しいセンターからも、豊富な在庫の中から選りすぐりの製品を提供する予定です」
ランボルギーニは「350 GT」から「ウラカン」まで、マセラティは「3500」から「レヴァンテ」まで、幅広い車種に対応。エキゾーストシステム、ブレーキ、クラッチ、トランスミッションシステム、ボディパネル、サスペンション、エンジンガスケット・セットなどが含まれ、さらにリクエストに応じて追加のパーツ供給にも対応する。