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Peugeot 308
6台の各部門ベストから最優秀賞を選出
2009年からスタートした「ウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(WWCOTY)」の事務局は、3月8日の国際女性デー(International Women’s Day)に合わせて、2022年の各賞を発表した。2022年は、40ヵ国・56名の女性モータージャーナリストが参加し、投票前に数十台のモデルを試乗。1回目の投票では、65台の候補車種の中から各部門のトップが選出された。
「ベスト・アーバン・カー」にプジョー 308、「ベスト・ファミリーSUV」にキア スポーテージ、「ベスト・ラージSUV」にBMW iX、「ベスト・ファミリー・カー」にフォード マスタング マッハE、「ベスト・パフォーマンス・カー」にアウディ e-Tron GT、「ベスト4×4」にジープ ラングラー 4xeを選出。この中から最終投票に3台が進み、プジョー 308が「ベスト・カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いている。
ウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーのエグゼクティブプレジデントを務めるマルタ・ガルシアは今回の選考について次のようにコメントした。
「今年の投票は、例年以上に接戦となりました。それぞれの候補車が、その分野の最高峰を代表していたので、審査員たちは1台を選ぶのに相当の苦労をしたはずです」
WWCOTYを立ち上げたひとりであり、今回の選考にも参加したサンディ・マイヤーは、プジョー 308の受賞理由を以下のように説明している。
「プジョー308は、クルマに求められるすべての要素を備えています。走行性能も素晴らしいしですし、ほとんどのモデルのパワーユニットが排気量1.2リッターしかないなんて、本当に信じられません」