ベントレー、2021年は年間販売台数1万4659台を達成

ベントレー、2021年の売上高・営業利益ともに過去最高を大幅に更新

半導体不足や新型コロナウイルスなど、厳しい企業環境にも関わらず好調な業績を記録したベントレー
半導体不足や新型コロナウイルスなど、厳しい企業環境にも関わらず、好調な業績を記録したベントレー。
ベントレーモーターズが2021年の業績を発表した。1万4659台と過去最高販売台数を記録したことで、通期決算は極めて好調な内容となり、大幅な増益を達成。また、営業利益は前年を3億6900万ユーロも上回る、3億8900万ユーロとなっている。

派生モデルの好調が高利益率を後押し

半導体不足や新型コロナウイルスなど、厳しい企業環境にも関わらず、好調な業績を記録したベントレー。
「スピード」「マリナー」「ハイブリッド」といった高付加価値の派生モデルが好調だったことで、1台あたりの平均売上高は前年から8%もアップした。

2021年の売上高は28億4500万ユーロとなり、パーソナライゼーションの拡大と、「スピード」「マリナー」「ハイブリッド」に代表される派生モデルの充実が功を奏した形だ。これにより、ベントレー製モデル1台あたりの平均売上高は前年から8%もアップした。これが売上高利益率を13.7%にまで押し上げる要因になったという。

先に発表されたとおり、2021年の販売台数は過去最高を記録した2020年から31%も増加した1万4659台と、2年連続で販売記録を更新。また、ニューモデルが着実にカスタマーを引き寄せたこともあり、オーダーリストは2022年初めの時点で記録的なレベルに達している。

顧客から支持を得た「ビヨンド100」戦略

半導体不足や新型コロナウイルスなど、厳しい企業環境にも関わらず、好調な業績を記録したベントレー。
現在の好調な業績は、ベントレーが掲げる電動化プログラム「ビヨンド100」がカスタマーから支持を受けている証だとベントレーは指摘する。クルー工場へも大規模な投資を続けている。

この好業績は、ラグジュアリーセグメントに投入された最新モデルのラインナップと画期的な「ビヨンド100」戦略がカスタマーから支持されたことの証でもある。「ビヨンド100」戦略では2030年までにエンドツーエンドにおけるカーボンニュートラル達成が目標。こうした取り組みを支えるため、10年間で30億ユーロを英国・クルーの工場に投資するという、ベントレー史上最大規模の大変革も進行中だ。

ベントレーは全ラインナップの電動化を進める中で、2025年からの5年間にわたり、毎年1車種の電気自動車を発売する予定。ベントレーモーターズのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは、決算内容について次のようにコメントした。

「経済の見通しが未だ不透明であるにも関わらず、素晴らしい業績を達成できました。これはベントレーモーターズに関わるすべての人たちの努力の賜です。私どもは今後も、2030年までのカーボンニュートラル実現に向けて全ラインナップを電動化する『ビヨンド100』戦略を推進していきます」

ベントレーモーターズのファイナンス&IT担当役員であるヤン・ヘンリック・ラフレンツは、次のように付け加えた。

「2021年の好業績の要はベントレーのブランド力であり、ベンテイガハイブリッドなどのニューモデルが3億8900万ユーロという過去最高の営業利益に大きく貢献しました。クルー工場のサステナビリティ実現に向けた30億ユーロの投資によってハイブリッドモデルの需要拡大に備え、ベントレーはこれからも持続可能なラグジュアリーモビリティにおける模範であり続けます」

ベントレー ベンテイガのフロントスタイル。

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