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Lamborghini Huracan Super Trofeo EVO2
スピネッリとウィーリングが完全勝利
ランボルギーニのワンメイクレースシリーズとして、14年目を迎えたランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパ。他のシリーズに先駆けて、ニューマシン「ウラカン スーパートロフェオ EVO2」のデビュー戦として、イタリアのクラシックサーキット、イモラを舞台に開催された。
トップカテゴリーのプロ・クラスを制したのは、ボナルディ・モータースポーツのスピネッリとウィーリングのコンビだった。彼らは決勝の2レースに加えて予選でもポールポジションを獲得。ポイントランキングで2番手以下に大差をつけ、2ヵ月後に開催される第2戦ポールリカール・ラウンドに挑むことになる。
初の4輪レースで8位入賞を手にしたペドロサ
3度の黄旗という荒れた展開となったこのレースにおいて、4輪レース初参戦となったペドロサは、安定したラップを披露した。チームメイトのアントニン・ボルガと共に、FFFレーシング・チームがプリペアしたウラカン スーパートロフェオ EVO2をドライブし、表彰台まであと一歩となるプロ・アマ・クラス4位でフィニッシュ。さらに、総合8位という素晴らしい成績でレースウイークを終えている。
「2022年シーズンは、FFFチームからランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパに3戦出場するという素晴らしいチャンスを頂きました。今回のイモラも含めて新しい経験を積み重ねながら、コンペティションだからこそのアドレナリンを堪能したいと思っています。そして、レースを通じてウラカンについて、もっと学んでいきたいです」と、ペドロサはコメントしている。
ペドロサは今回の開幕戦イモラに加えて、7月1~3日にイタリアで開催される第3戦ミサノ、さらに11月3~6日にかけてポルトガルのアルガルベで開催される第6戦/ワールドファイナルへのエントリーが決まっている。