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2023 Porsche Cayenne
ライトとバンパー開口部の形状を変更
2018年にデビューした3代目ポルシェ カイエンは、2022年中のフェイスリフトに向けて開発が続けられている。2021年から2022年にかけて、ポルシェは欧州各地で集中的なウインターテストを行なっており、今回、無防備な姿で走行する姿の撮影に成功した。
ヘッドライトとフロント開口部に入念なカモフラージュが施されているものの、大型化されたヘッドライト形状やフロンバンパーの雰囲気がよく分かる。現時点では明らかになっていないが、カモフラージュの下には、先にデビューしたモデルと同様のデザインテーマが採用されているはずだ。
大型化されたライトストリップ
より大きく変化しているのはリヤセクションだろう。現行ラインナップでお馴染みとなっているテールゲートを大胆に横切るライトストリップを隠すため、大量のテープでカモフラージュされている。この入念な偽装は、新型カイエンのテールライトグラフィックが大幅にアップデートされることを意味する。また写真を見る限り、テールライト自体のサイズも大型化されているようだ。
今回撮影されたスパイショットでは、インテリアのアップデートは確認できなかった。以前撮影された写真では、新型インフォテインメント・システム、大幅に減らされたスイッチ類、ポルシェ 911に似たギヤシフトレバーが明らかになっている。
パワートレインに関するアップデートは現時点では明らかになっていない。ポルシェはフェイスリフトに合わせて、最高出力を若干上げると予想されている。また、通常ボディだけでなく、スポーティなカイエン クーペも同時にアップデートされる予定だ。