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Electric 1954 Jaguar XK140 By LUNAZ
ルナズに出資するベッカムのために製造

EV仕様のジャガー XK140は、英国・シルバーストンの本社ファクトリーにおいて、職人・デザイナー・EV技術者からなる120名の強力なチームにより、のべ数千時間をかけて製造された。
ルナズの創業者であり、CEOを務めるデイビッド・ロレンツは、ベッカムへのプレゼントについて次のようにコメントした。
「この美しい電動ジャガー XK140によって、ルナズに出資するデイビッド(ベッカム)の仕事と家庭に架け橋を作れたことを光栄に思います。この素晴らしいクラシックカーは、彼の息子のブルックリンとニコラの結婚式の日に贈る最高のプレゼントとなりました。あらゆる点で、ルナズによるこの並外れた電気クラシックカーは、明るく前向きな未来を象徴しています」
現代的な装備がさりげなく隠されたインテリア

ベッカムに贈られた1954年式ジャガー XK140は、美しいライトブルーにペイント。ルナズのカスタマーは、彼らのために色調されたカラーに名前を付けることができる。今回、ベッカムの希望により、このカラーの名称は非公開とされている。
フルレストアされ最新のデバイスが導入されたインテリアは明るいクリーム色で統一され、このクルマのクラシックな美学を現代的に表現。ルナズは他のクラシックモデルと同様、現代的なテクノロジーはあえて控えめに隠している。ダイヤルやスイッチ類はジャガーのオリジナルデザインを忠実に反映。バッテリー残量表示や、ナビゲーションシステムなど、現代的な装備もインテリアへと自然に溶け込んでいる。
電動化に合わせて、ブレーキ、サスペンション、ステアリングも改良されており、クラシックカーでありながらも、日常生活で使用することができる1台となった。
ベッカムの出資以降、成長を続けるルナズ

2021年6月、ベッカムはイギリスで最も急成長しているクリーンテック企業ルナズへの出資を発表した。それ以降、同社は急速に成長し、従業員数は200%増加。まもなく、ルナズはシルバーストン・テクノロジー・パークにある現在の製造拠点に隣接する、英国最大のレストア・電動化施設をオープンする。
これにより製造施設の敷地面積は21万平方フィートとなり、多くの自動車関連企業が軒を連ねるシルバーストン・テクノロジー・パークにおいて、敷地と従業員数で最大の企業となる。
この製造施設の拡張により、ルナズはヒストリックカーに加えて、産業用途の電気自動車(UEV)の本格的な生産もスタート。すでに、世界初のフル電動化されたゴミ収集車を発表した。これは、乗用車や産業用車両をクリーンエアー・パワートレインに移行するという、世界的な需要の高まりに応えた施策となる。