クラス2は飯田敏雄が待望の初勝利

2021年ロータス・カップ・ジャパン第2戦スポーツランドSUGO、クラス1は21歳の小林一景が開幕に続き2連勝

2021年ロータス・カップ・ジャパン第2戦スポーツランドSUGO、クラス1は21歳の小林一景が2連勝を達成
2021年ロータス・カップ・ジャパン第2戦スポーツランドSUGOのレースシーン
JAF(日本自動車連盟)公認レース「LOTUS Cup Japan(ロータス・カップ)」、2021年シーズン第2戦が7月25日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。ロータス エキシージで争われるクラス1は小林一景、エリーゼ中心のクラス2は飯田敏雄が勝利を手にしている。

昨年のクラス1王者の清水がポールポジション

2021年ロータス・カップ・ジャパン第2戦スポーツランドSUGO、クラス1は21歳の小林一景が2連勝を達成
2年ぶりの菅生ラウンド、ポールポジションは、昨年のクラス1チャンピオンである清水友一が獲得した。

今シーズンの開幕戦は5月8日(日)に富士スピードウェイで開催されたため、7月25日(日)の第2戦SUGOは約2ヵ月半振りの公式戦となった。今年は昨年と異なって朝から青空が広がり、午前11時からの予選スタート時には気温が30度近くまで上昇している。決勝に向けてタイヤを温存するため、20分間ある予選における周回数、タイムアタックは限られた戦いとなった。
 
アウトラップ後、早々に1分34.032のコースレコードタイムを刻んだのは、昨年のクラス1チャンピオンである清水友一。清水はこのタイムを記録すると早々にピットへ戻り、他のドライバーのアタックの様子を伺う。

各車は清水選手のタイムをターゲットにアタックしていくが、今シーズンからロータス・カップへの参戦を開始し、デビューレースで勝利を飾った小林一景が1分34.094をマークするも一歩届かず。結果、0.062秒差で清水がポールポジションを獲得した。予選3番手は、1分35.403を記録したゲストドライバーの佐藤考洋、4番手は1分35.858を記録した荒田良浩となった。

「少しミスをしましたが、だいたいイメージ通りの一発予選タイムアタックになりました。本当は1分33秒台に入れたかったのですが、自分の練習でのベストタイムを更新しているのでOKかなと思っています。決勝は、とにかく周囲にまどわされず、自分のドライブを心掛けてレースを楽しみたいと思います」と、清水は振り返った。

セーフティカー導入のレースを小林が制す

2021年ロータス・カップ・ジャパン第2戦スポーツランドSUGO、クラス1は21歳の小林一景が2連勝を達成
スタート直後、ポールの清水友一と佐藤考洋によるアクシデントが発生。セーフティカー導入後、リスタートを決めた小林一景が2連勝を決めていてる。

第2戦の決勝レースは、当初15時55分からのスタート予定だったが、前のレースでアクシデントが発生。16時28分からフォーメーションラップが開始され、全車が再びグリッドに整列すると、シグナルレッドからブラックアウトとなり10周によるレースがスタートした。

予選3番手、ゲストドライバーとして参戦する佐藤考洋が好スタートを見せ、フロントローの2台を抜き1コーナーにトップで進入する。しかし、後方からポールポジションスタートの清水友一が追突するアクシデントが発生。これにより2番手スタートの小林一景がトップに立ったものの、セーフティーカーが導入されることに。そして3周目にセーフティーカーがアウト、残り7周でレースが再開された。

このリスタートをうまく決めた小林が、ペースを上げて2位に浮上していた荒田良浩、3位の浅井健人との差を徐々に広げていく。4周目時点での小林選手と荒田選手の差は2秒087だったが、ゴールの10周目には6秒887まで広がっていた。これで今シーズン、ロータス・カップにデビューした小林が2連勝を達成した。

「スタートでトラブルが発生して2台いなくなってしまったのは残念でしたが、勝てて良かったです。セーフティーカーが導入されリスタートの際は、失敗しないように考えた通り、うまくできたかなと思います。その後は攻めすぎてミスしないようにゴールを目指しました」と、小林は喜びを語った。

2位の荒田選手は練習走行からマシン不調に悩まされていたが、チーム一丸となり立て直しを図って見事2位表彰台を獲得。3位の浅井はクラス2の飯田敏雄に追い上げられる場面もあったが、マシンのパワーによりストレートで引き離してポジションをキープし、嬉しい表彰台を手にした。

飯田敏雄が待望のクラス2を初制覇

2021年ロータス・カップ・ジャパン第2戦スポーツランドSUGO、クラス1は21歳の小林一景が2連勝を達成
9台がエントリーしたクラス2は、昨年までクラス1に参戦していた飯田敏雄がポールトゥフィニッシュで初勝利を手にした。

クラス2は、経験豊富な飯田敏雄が早々に1分37.797のコースレコードタイムを刻み、開幕戦に続いて2戦連続でのクラスポールポジションを獲得。2番手のパパシューは1分38.953、3番手の秋葉有一も1分38.962のコースレコードを出したものの、トップの飯田に1秒以上のタイム差をつけられている。

「色々とトラブルがありまして凄く大変な予選でした。それでも、なんとかポールポジションを獲れたので良かったです。自分の中のベストは100分のいくつかを更新したのですが、タイム的にはもう少し頑張りたかったですね。決勝はスタートでミスしないように頑張ります」と、飯田は好タイムにも反省点を口にした。

決勝レース、セーフティーカー解除によるリスタートでも飯田敏雄がトップをキープし、2位パパシューとの差を最終的に8秒976まで広げてゴール。今年からクラス2に参戦した飯田にとっての待望のクラス2初優勝となった。2位がパパシュー、3位に長澤宏昭が続いている。

「セーフティーカーが導入されたのは、私が参戦してから初めてだったと思います。そのため、暑いなかで少し休むことができましたね。リスタートではパパシュー選手と離れることができたので逃げ切りました。次のもてぎは頑張らないと、と思っています」と、飯田はレースを振り返った。

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