【スクープ!】 フェラーリ SF90に「Sダクト」を採用した改良型?

【スクープ!】 F1由来のSダクトを導入!? フェラーリ SF90 ストラダーレに「ヴェルシオーネ スペチアーレ」を追加か

2023年末以降のデビューを目指し、テストが行われている「フェラーリ SF90 ヴェルシオーネ スペチアーレ」。
Sダクトの装着を隠すように、フロントセクションに厳重なカモフラージュが施されたフェラーリ SF90が撮影された。
フェラーリは、初のプラグインハイブリッド・ハイパースポーツ「SF90 ストラダーレ」をベースに、488 ピスタからインスピレーションを得たスペシャルモデル「SF90 ヴェルシオーネ スペチアーレ(Versione Speciale)」を開発中。その公道テストシーンが届いた。

Ferrari SF90 Stradale Versione Speciale

2008年のF1マシンに初採用されたSダクト

2023年末以降のデビューを目指し、テストが行われている「フェラーリ SF90 ヴェルシオーネ スペチアーレ」。
「Sダクト」は、フロント下部に設けられたダクトから取り入れたエアを、ボンネットのエアアウトレットに流すことで、理想的なエアフローを作り出し、ダウンフォースを得るシステム。

現在、フェラーリ・ファンがもっとも注目しているのは、初のクロスオーバーモデルとして登場する「プロサングエ」かもしれないが、現在開発が行われているフェラーリのニューモデルはプロサングエだけではない。今回、ハイブリッドハイパースポーツ「SF90」のノーズ部分にカモフラージュが施されたテスト車両をキャッチした。

コードネーム「F173VS」が与えられた「SF90 ヴェルシオーネ スペチアーレ」には、F1マシン由来の空力デバイス「Sダクト」が採用される。

Sダクトは2008年シーズンのF1グランプリにおいて、フェラーリが初めて導入した空力デバイス。市販モデルでは、2018年にデビューした「488 ピスタ」で初めて導入された。バンパー下部のダクトから取り入れた空気を、ボンネットに新設されたエアアウトレットに流すシステムだ。

Sダクトはこのエアフローを利用してダウンフォースを発生させる構造で、バンパー下部に設けられたエア吸気口は高い全圧を利用し効率的に空気をSダクトへと供給。その結果、アンダーボディ中央部分にダウンフォースを生み出す。

「コンペティツィオーネ」や「スペチアーレ」の名称も

2023年末以降のデビューを目指し、テストが行われている「フェラーリ SF90 ヴェルシオーネ スペチアーレ」。
コードネーム「F173VS」の車名は、そのまま「ヴェルシオーネ スペチアーレ」となるか、もしくは「コンペティツィオーネ」や「スペチアーレ」を名乗る可能性もある。

F173VSはカタログモデルとはならず、限定仕様として少量生産される可能性が高い。かつて「VS」のコードネームは、後に「812 コンペティツィオーネ」のテストバージョンとして使用されていた。そのため、デビューの段階では「SF90 コンペティツィオーネ」、もしくは「SF90 スペチアーレ」として登場するかもしれない。

現時点で、F173VSに関してはエアロダイナミクスの変更のみが判明している。今回撮影されたテスト車両には、ヘッドライト下に2基の小さな開口部が設けられており、フロントバンパーの側面には何か新たな空力処理も施されていた。フロントホイールアーチ前のバーティカルフィンが小型化されるか、取り外されているようにも見える。さらに、新形状のリヤウイングが装着されるという噂もあるようだ。

2023年末以降のデビューが濃厚か

2023年末以降のデビューを目指し、テストが行われている「フェラーリ SF90 ヴェルシオーネ スペチアーレ」。
F173VSは現時点で開発初期段階にあり、デビューは早くても2023年末以降になると見られている。

パワートレインに関しては、4.0リッターV型8気筒ツインターボと3基の電気モーターにより、最高システム出力1000psと、現時点で過大とも言えるパワーを誇っており、アップグレードがあったとしてもそれは軽微なものに落ち着くだろう。

フェラーリはSF90のコーナリング性能に課題があるとしており、電動パワーステアリングやブレーキ・バイ・ワイヤの改良も行われる予定。F173VSは、現時点で開発初期段階にあり、デビューは早くても2023年末以降になると見られている。

フェラーリらしいロングノーズを特徴とする「プロサングエ」のプロトタイプが、イタリアで撮影された。

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