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Puma × Porsche Suede RS 2.7 Limited Edition
歴史的なモデルがコラボレーション
今から50年前、ポルシェは911 カレラ RS 2.7の開発をスタート。当時のレース規定である「グループ4」ホモロゲーションモデルとして、当初500台が生産された。1972年のパリ・モーターショーで公開された「911 カレラ RS 2.7」は瞬く間に大ヒットを記録。パリ・モーターショーでのワールドプレミアからわずか数週間後、500台すべてが完売している。
今回、コラボレーションスニーカーのベースとなった「プーマ・スエード(Puma Suede)」もまた、プーマの歴史を象徴するスニーカーだ。このクラシック・スニーカーは、1968年メキシコ五輪男子陸上200メートルで金メダルを獲得したトミー・スミスのゼッケン番号「307」を記念し、わずか307足が限定販売された。
カレラを名乗った最初のポルシェ 911
その後、911 カレラ RS 2.7は、ドライブイベントへの参加を希望するカスタマーのために公道走行可能なモデルとなった。この911 カレラ RS 2.7こそ、ラインナップの頂点に立つ「カレラ」を命名された最初の911。カレラの名称は、1954年に開催されたカレラ・パナメリカーナ・ロードレースでポルシェが活躍したことにちなんでいる。
「RS(Rennsport)」はレースやラリーのために作られた競技車両、「2.7」はエンジン排気量を示している。レーシングスタイルと性能が融合した911 カレラ RS 2.7は、当時ドイツ市販車最速(最高速度245km/h)を誇り、エクステリアの特徴は「ダックテール」の愛称で親しまれるリヤスポイラーにある。
日本とオランダ限定のカラーもラインナップ
今回、911 カレラ RS 2.7の伝説に敬意を表し、プーマは各カラー500足限定の「プーマ × ポルシェ スエード RS 2.7 リミテッドエディション」を発表。プーマとポルシェのコラボレーションラインナップに、時代を超えて愛されるプーマ・スウェードが加わった。
このスペシャルエディションは911カレラ RS 2.7をオマージュした究極のフットウェアとして登場した。発売当時、911 カレラ RS 2.7にラインナップされていた10種類のカラーを展開。各色500足限定で、「オレンジ/ブラック」「グランプリホワイト/ブラック」の2色は、オランダと日本のみの限定販売となる。これもまたコレクター垂涎のレアアイテムとしてファン必携のシューズとなるだろう。
また、「プーマ × ポルシェ スエード RS 2.7 リミテッドエディション」の購入者は、2022年末までポルシェ・ミュージアムに無料で入館できる特典も用意されている。
【関連リンク】
・Puma × Porsche特設ショッピングサイト
https://shop.porsche.com/gb/en/puma