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Mercedes-Benz B-Class
トレンドに沿った薄型ヘッドライトを採用
2018年のパリ・サロンでデビューした3代目「Bクラス」は、翌2019年から販売をスタート。先代モデルからボディサイズを拡大したことで、室内&ラゲッジスペースが広くなり、日本市場を含めて順調なセールスを続けている。
メルセデスは毎週のようにニューモデルの投入を続けているが、このファミリー向けコンパクトハッチの改良も忘れていなかった。デビューから3年目を迎えたことを受けて、大規模ではないものの、テコ入れとなるフェイスリフトを敢行する。
ミッドサイクル・リフレッシュとなる今回のフェイスリフトでは、フロントとリヤがデザイン変更を受けると予想されている。撮影された最新のスパイショットでは、フロントマスク、リヤバンパー下部、テールライト周辺にカモフラージュが施されていた。最新のメルセデス・デザインに沿って、スリム化されたヘッドライトと大型グリルを採用、テールライトの意匠変更、前後フロントバンパー形状が変更されるのは間違いなさそうだ。
Aクラス改良新型に続き、2022年末発表か
インテリアに関しては、大きな変更はないとみられている。ステアリング前方に配置されたドライバーディスプレイと、センタークラスターのインフォテインメントスクリーン、そして最新バージョンのインフォテインメントシステム「MBUX」の組み合わせは、フェイスリフト後も維持されるだろう。
ただ、開発中の新型Aクラスと同様に、Bクラスからセンターコンソールのタッチパッドを取り外す可能性もある。同じ車格のライバルモデルに対して、高い付加価値を維持するために、Bクラスのインテリアにも大型ディスプレイを導入し、大きく印象を変えようと考えていてもおかしくない。
パワートレインに関しての情報はまだないが、今回のミッドサイクル・リフレッシュはあくまでも小規模となるため、サプライズはなさそうだ。現行のラインナップが維持されるか、もしくはよりシンプルなパワーユニット構成になるかもしれない。
現時点では発表時期は明らかになっていないが、2023年のモデルイヤーに間に合うよう、遅くとも2022年末か2023年初頭には改良新型が公開されると予想されている。おそらくAクラスの改良新型が先にワールドプレミアされ、それに続く形でBクラスが投入されるはずだ。