eバイク関連事業への関与を強化するポルシェ

ポルシェの新世代eバイクが2020年代半ばに登場! eバイク関連ジョイントベンチャー2社を設立

ポルシェはメイン事業の自動車の電動化だけでなく、電動自転車を含む2輪分野にも大きな可能性があると考えている。
ポルシェはメイン事業の自動車の電動化だけでなく、電動自転車を含む2輪分野にも大きな可能性があると考えている。
ポルシェは、eバイク関連事業を強化しており、オランダの環境テクノロジーに特化したベンチャーキャピタル「ポノック・インベスティメント(Ponooc Investment)」共同で設立したeバイク関連2社の事業を、8月1日からスタートさせた。

電気駆動システムと自転車の開発を2社で分担

ポルシェはメイン事業の自動車の電動化だけでなく、電動自転車を含む2輪分野にも大きな可能性があると考えている。
ポノック・インベスティメントとポルシェが共同で、eバイクの開発・製造を行うふたつのジョイントベンチャーが設立された。

今回設立されたひとつ目のジョイントベンチャーは、ドイツ・ミュンヘン近郊のオットバーンに設立された「ポルシェeバイク・パフォーマンス(Porsche eBike Performance GmbH)」。eバイク用の電動駆動システムに加えて、モーター、バッテリー、コネクティビティ関連ソフトウェアの開発も行う。

ふたつ目は、ドイツ・シュトゥットガルトに本拠を置く「P2 eバイク パワード(P2 eBike GmbH)」。ポルシェeバイク・パフォーマンスが開発した電動駆動システムを搭載したeバイクを、2025年以降にポルシェブランドから発売する予定だ。

ポルシェAGの財務・IT担当の取締役会副会長のルッツ・メシュケは、今回立ち上げられた新会社について次のように説明する。

「ポルシェはeバイクの分野に大きな可能性を見出しています。だからこそ、私たちはこの分野における活動を一貫して拡大し続けているのです。ふたつの新会社を率いるヤン・ベッカーとモーリッツ・ファイレンシュミットは、ベンチャー企業の立ち上げと開発に関して豊富な実績を持っています。高いスキルと意欲を持つチームの一員として、彼らはそれぞれの会社で、その能力を証明してくれるでしょう」

小型電気駆動システムのパイオニアを傘下に

ポルシェはメイン事業の自動車の電動化だけでなく、電動自転車を含む2輪分野にも大きな可能性があると考えている。
ポルシェはミュンヘンを拠点とする小型電動ドライブシステムを開発する「ファズア」を傘下に収めており、近日中にもポルシェeバイク・パフォーマンスに統合される。

ポルシェeバイク・パフォーマンスは、ポルシェが傘下に収めたeバイク開発企業ファズア(Fazua)社の革新的な小型電動ドライブシステムに加えて、さらにパワフルなeバイク用ドライブシステムを、ポルシェのブランド名で開発・生産する。

ポルシェeバイク・パフォーマンスとファズアの電動ドライブシステムは、ポルシェブランドだけでなく、世界中のeバイクメーカーにも供給。すでにポルシェはファズアの公開株式を100%取得しており、近くポルシェeバイク・パフォーマンスに統合される予定だ。

今回、新事業としてキックオフした活動に加えて、ポルシェは長年のパートナーであるロットワイルド(Rotwild)とのeバイク事業も継続。2021年3月には最新モデルの「ポルシェeバイク スポーツ」と「ポルシェeバイク クロス」という、ニューモデルもリリースしている。

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