アンバサダーガールがM4コンペティションで気に入ったポイントは?

BMWとMINIによるワンメイクレースでアンバサダーガールを務める2人が“M”の象徴的スポーツカーM4に試乗した

「BMW&MINI Racing」シリーズでアンバサダーガールを務める仲川エナさん、長沢美穂さん。Mの象徴ともいえる「M4 コンペティション」に試乗した。
「BMW&MINI Racing」シリーズでアンバサダーガールを務める仲川エナさん、長沢美穂さん。Mの象徴ともいえる「M4 コンペティション」に試乗した。
2022年、BMW M2とミニによるレースシリーズ「BMW & MINI Racing」が始まった。そのレースシリーズに参戦するドライバー達を盛り立てるのがアンバサダーガールである。今回はBMW M2を担当する2人が、Mブランドの代表的スポーツカー、M4コンペティションに乗って、BMW M本来の魅力を体感した。

Racing Soul of BMW

Mの魂はどこにある?

「BMW&MINI Racing」シリーズでアンバサダーガールを務める仲川エナさん、長沢美穂さん。Mの象徴ともいえる「M4 コンペティション」に試乗した。
アンバサダーガール2人がBMWの代表的スポーツモデル「M4 コンペティション」に試乗し、Mのスポーティネスを堪能する。

BMW M2 CS Racingシリーズのアンバサダーガールが自らドライブし、BMW Mシリーズの魅力をお伝えするこの企画。今回は長沢美穂さんがM4のステアリングを握り、仲川エナさんが助手席でその印象を語ってくれた。

まずその喜びを爆発させてくれたのは美穂さんだった。

「M4、とっても楽しかったです! 私は普段3シリーズに乗っているんですが、M4はずっと憧れでした。これまでも助手席には乗せて頂いたことがあるのですが、運転したのは初めてだったんです!」

そう満面の笑みで語る美穂さんだったが、実際にM4を走らせた印象は、想像とは少し違ったようだ。

「運転した感覚はもっと重厚感があるのかと思っていました。でも実際に乗ったら、すごく走らせやすくて驚きました。速いのはもちろんなんですけど、走りが一心同体というか。動きが軽やかで、ハンドルもブレーキも、アクセルも適度な重さがあって、とても乗りやすいんです」

M4は“510psのシャシーファスター”。クーペモデルの高いボディ剛性がもたらすその軽快な走りと、それを操る操作系の正確さを、美穂さんは直感的につかみとったようだ。

的確に素性を見抜くアンバサダーガール

「このくらい曲がりたいな、と思ってステアリングを切ったらその通りに曲がって行くし、アクセルを踏んだら踏んだ分だけ、前に出る感じがあります。『このクルマ、私のことわかってるな!』って感じ(笑)。『私がこの子を走らせてるんだ!』て、楽しくなっちゃいました。今回はサーキットの周りを走らせただけですが、それでもこんなに楽しいんだから、もっともっと色んなところを走ってみたいです」

さすがは3シリーズオーナーだけに、そのインプレッションもBMWのキャラクターをよく捉えていて的確だ。「駆けぬける歓び」とはどういうものか、まさに女性らしい目線で美穂さんは表現してくれた。

また走りだけではなく、そのスポーティなインテリアも、美穂さんの心を捉えたようだ。

「まずエンジンのスタート/ストップボタンが赤なのがいいですよね。エンジンを掛けるとメーターに『M4』って出てくるのも大好き。あとスピードメーターが330km/hまであるって、すごくないですか? M2がサーキットを走っているのを見ているだけでもすごいと思ったのに、M4で走ったらどうなっちゃうんだろう。ストレートで思いっきりアクセル踏んでみたい!」

乗った瞬間に速く走りたくなるクルマ

今日は助手席側だったが、普段クルマも運転するエナさんは、美穂さんと同じくM4のダイレクトな乗り味と、ストレート・シックスのサウンドが気に入ったという。

「もともとスポーツカーが大好きなんですけど、M4はエンジンの音に迫力があっていいですね! 特にモードを変えたときの音がすごくいいです。これ、“Mパフォ”のマフラーが付いてるんですよね!? もっともっとスピード上げて、いい音聞かせて欲しかったな(笑)。走ってるうちに自分でもM4でサーキットを走ったり、レースに出てみたい! って気持ちになりました。横から見ててもハンドルとか運転の操作に対して、クルマの反応がダイレクトで、クルマも美穂ちゃんもカッコいい! って思いました」

と食いつき気味にM4の魅力を語ってくれた。すると、このコメントに呼応するように美穂さんも

「M4って、速く走りたくなっちゃうクルマなんです。ついつい、アクセルを踏みたくなっちゃうクルマ。普段はノーマルモードでクールに走っていても、赤いスイッチを押した瞬間に、きっと自分にもスイッチが入っちゃうんですね!」と締め括ってくれた。

そんなふたりがアンバサダーガールを務める「BMW&MINI Racing」は、12月11日(日)の鈴鹿ラウンドが最終戦。各クラスのチャンピオンの行方を、美穂さんやエナさんと共に応援して欲しい。

REPORT/山田弘樹(Kouki YAMADA)
PHOTO/BMR

いよいよ最終戦「BMW & MINI Racing」の舞台は鈴鹿サーキット!

今年から始まったBMW M2とMINIによるレースシリーズ「BMW&MINI Racing」。初年度となる今年は全国5つのサーキットを転戦し、最終ラウンドは鈴鹿で12月11日に開催される。
今年から始まったBMW M2とMINIによるレースシリーズ「BMW&MINI Racing」。初年度となる今年は全国5つのサーキットを転戦し、最終ラウンドは鈴鹿で12月11日に開催される。

1ラウンド2戦で全国5つのサーキットを転戦した、BMW M2とMINIによるレースシリーズ「BMW & MINI Racing」も遂に最終戦を迎える。舞台はF1も開催される鈴鹿サーキットだ。

BMW & MINI Racing Rd.5 第9戦/10戦 鈴鹿サーキット(三重県)

予選/決勝:12月11日(日)

BMW&MINI Racing第7戦リザルト

M2 CS Racingクラス

PosNo.DriverTeamLapTime
1101高橋裕史BMWリーガルトップレーシング1322’25.782
255石井一輝M2 CS Racing ダイワグループ1322’26.443
325水元寛規TECH M M2 CS Racing1322’31.457

JCWクラス

PosNo.DriverTeamLapTime
119木村建登BRP★木村金属 F56 JCW EVO1323’09.221
2500大塚隆一郎5ZIGEN SHINSEI K.K. MINI1323’09.625
39平田雅士IDI 平田空調 RH坂井 F56JCW1323’13.358

CPSクラス

PosNo.DriverTeamLapTime
132川福健太IDI アウティスタ★MINI F56CPS1223’22.570
252森岡史雄MINI Kofu BIG LOVE. F56CPS1223’26.733
330白戸次郎MOLECULE萬雲塾MINI1223’28.418

BMW&MINI Racing第8戦リザルト

M2 CS Racingクラス

PosNo.DriverTeamLapTime
1101高橋裕史BMWリーガルトップレーシング1322’23.541
255石井一輝M2 CS Racing ダイワグループ1322’25.541
325水元寛規TECH M M2 CS Racing1322’32.777

JCWクラス

PosNo.DriverTeamLapTime
1500大塚隆一郎5ZIGEN SHINSEI K.K. MINI1323’06.317
29平田雅士IDI 平田空調 RH坂井 F56JCW1323’09.497
319木村建登BRP★木村金属 F56 JCW EVO1323’23.069

CPSクラス

PosNo.DriverTeamLapTime
132川福健太IDI アウティスタ★MINI F56CPS1223’29.724
230白戸次郎MOLECULE萬雲塾MINI1223’34.229
336田中瑞起CIZ・TECH-M/TEAM ABE MOTORS F56CPS1223’34.983

【問い合わせ】
BMW & MINI Racing
公式ウェブサイト
https://bmr-office.jp/

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著者プロフィール

山田弘樹 近影

山田弘樹

モータージャーナリスト。自動車雑誌『Tipo』の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した…