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Audi RS Q3 Sportback edition 10 years
Qシリーズ初の「RS」として2013年にデビュー
アウディ RS Q3は、アウディ「Q」シリーズ初の「RS」モデルとして2013年にデビュー。以来、そのスポーティな性能とキャラクターが高く評価され、 コンパクトSUVセグメントの人気モデルとしてラインアップに定着した。2019年に投入された2代目RS Q3は、最高出力294kW(400ps)、最大トルク480Nmを発揮する2.5リッター直列5気筒TFSIガソリン直噴ターボを搭載。7速SトロニックDCTを介して、4輪を駆動する。
デビュー10周年を記念する「RS Q3 エディション 10イヤーズ」は、内外装に専用装備を採用。専用ボディカラー、21インチアルミホイール、リサイクル繊維ダイナミカを使用した「RSバケットシート」、ジェットブラックのインストゥルメントパネルなど、特別装備を贅沢に導入している。車両価格にプラスされるパッケージ価格は5990ユーロから。2022年10月後半からドイツでのオーダーがスタートする。
専用カラー「クロノスグレー」を用意
アウディはRS Q3のデビュー10周年を記念し、マットエフェクトの「デュウシルバー(Dew Silver)」と、メタリックの「クロノスグレー(Chronos Gray)」という、ふたつの表情豊かな専用カラーを用意した。クロノスグレーは「RS Q3 エディション 10イヤーズ」専用カラー、デュウシルバーも2022年からRS Q3のカラーパレットに追加された新色となる。
ブラックのダブルスポークデザインを持つ21インチ軽量アロイホイールも専用装備。標準でポリッシュ仕上げのアンスラサイトグレー・ブレーキキャリパーが装着されており、追加料金でレッドかブルーに変更することも可能だ。また、オプションとして、カーボンファイバー強化セラミックブレーキディスクを備えた19インチ高性能ブレーキシステムを装着することもできる。
ダイナミック・フラッシングライト付きダークマトリクスLEDヘッドライト、ウィングミラーハウジングなど、ブラック/グロスブラックの追加コンポーネントが、RS Q3 エディション 10イヤーズの特別なエクステリアを演出。ルーフフレーム、ウィンドウスロットリム、ドアトリム、フロントスポイラー・ブレード、ディフューザーインサートもブラックで統一される。
ブラックにカッパーカラーのアクセント
ブラックでまとめられたインテリアには、シートネック部分に「RS」エンブレムが入れられた「RSバケットシート」を採用。RS Q3で初採用となるマットカーボンのシートバックカバーが特別な存在感を放つ。座面には新色「ブラック/ジェットブラック」のレザーとダイナミカのコンビネーションがチョイスされた。ダイナミカ(Dinamica)は、約45%がリサイクルPET繊維で構成されたマイクロファイバー。このダイナミカはシート以外に、インストゥルメントパネルにも導入されている。
カッパーカラーのコントラストステッチは、シートセンター部、センターアームレスト、ドアアームレスト、ステアリングホイール、「RS Q3」刺繍入りフロアマットなどに入れられた。これにより、インテリア全体にスポーティなアクセントが加えられている。
このほかの特別装備として、専用マット仕上げのシートバックカバー、カーボン製デコラティブインレイも採用。10.1インチ「MMIディスプレイ」には、限定車であることをアピールする「1 of 555」のレタリングが施された。また、このモデル専用のイルミネーテッド・ドアシルトリムは、ドアを開けると赤い3Dダイヤモンド形状が地面へと投影される。