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Maserati Levante FTributo Special Edition
サーキットを強く意識したふたつの色
「Fトリブート スペシャル エディション」は、マリア・テレーザ・デ・フィリッピスとマセラティのモータースポーツ活動の、時代を超えたつながりに着想を得て誕生した。ギブリとレヴァンテをベースとした限定モデルは、鮮やかな「アランチョ・デビル(Arancio Devil)と、シックな「グリージョ・ラミエーラ(Grigio Lamiera)」という、ふたつの特別色が用意されている。
スポーティな美しさと、こだわり抜かれたディテールにより、「Fトリブート スペシャル エディション」は、ベースモデルのスポーツ性を、新な次元へと押し上げることに成功した。ボディカラーのアランチョ・デビルは、マリア・テレーザのニックネーム「the she-devil (ザ・シー・デビル)」を思わせ、力強いエネルギーと大胆さを併せ持つ特別なオレンジ。一方、グリージョ・ラミエーラのグレーはサーキットのコース面から着想を得たカラーだという。
ボディカラーを引き立たせるアクセントカラー
アランチョ・デビルの外装に合わせて、新カラーのグリージョ・オパコ(Grigio Opaco)のホイールを用意。レヴァンテ F トリブートには21インチのアンテオホイール、ギブリ F トリブートには21インチのティターノホイールが装着される。ホイールリムのディテールには、マセラティを象徴するコバルトブルーが使用されている他、フェンダーに専用バッジ、Cピラーにはトライデント・ロゴが配置される。
一方、グリージョ・ラミエーラのボディカラーの場合、ホイールにはグロスブラックが組み合わせられる。ホイールのブラックとコントラストをなすよう、専用バッジやトライデント・ロゴといったディテール各部には、オレンジが使用されている。
鮮やかなステッチが入れられたインテリア
キャビンはブラックかオレンジをベースに、ナチュラルな雰囲気を持つ「ピエーノ・フィオーレ(フルグレイン)」レザーシートを採用。コントラストとして、コバルトブルーとオレンジのステッチが入れられた。
今回、スペシャルエディションのテーマとなったデ・フィリッピスは、1955年10月に「マセラティ A6GCS」で、第39回タルガ・フローリオに出場。総合9位(2リッタークラスでは4位)に入ったこのレースが彼女の人生のターニングポイントとなった。その後、デ・フィリッピスは1958年にマセラティに乗って、女性として初めてF1に参戦を果たしている。
「Fトリブート スペシャル エディション」の日本への導入時期は、2023年前半を予定。日本ではアランチョ・デビルがギブリとレヴァンテで各1台。グリージョ・ラミエーラは、各車限定5台の販売を予定している。
【車両本体価格(税込)】
ギブリ モデナ Fトリブート スペシャル エディション:1788万円
レヴァンテ モデナ Fトリブート スペシャル エディション:1958万円
【問い合わせ】
マセラティ コールセンター
TEL 0120-965-120
【関連リンク】
・マセラティ ジャパン 公式サイト