スポフェックが「ブラック・バッジ ゴースト」を過激にアップデート

スポフェックがロールス・ロイス「ブラック・バッジ ゴースト」の706PSチューニングプログラム発表【動画】

スポフェックが手がけた「ロールス・ロイス ブラック・バッジ ゴースト」のエクステリア。
ドイツのチューニングブランド「ノビテック」が展開するロールス・ロイス専門部門「スポフェック」から、ロールス・ロイス ブラック・バッジ ゴーストのチューニングプログラムが登場した。
スーパースポーツのカスタマイズを手がけるドイツのノビテック(NOVITEC)が立ち上げた、ロールス・ロイス専門のチューニング部門「スポフェック(SPOFEC)」は、「ブラック・バッジ ゴースト」のアップデートプログラムを発表した。

SPOFEC Rolls Royce BLACK BADGE GHOST

最高出力706PS、最大トルク1002Nmを発揮

スポフェックが手がけた「ロールス・ロイス ブラック・バッジ ゴースト」のエクステリア。
6.75リッターV型12気筒ツインターボエンジンに「N-トロニック・プラグアンドプライ・パフォーマンス・モジュール」を装着したことで、最高出力706PS、最大トルク1002Nmにまでパワーアップされた。

ロールス・ロイスの各モデル最上位に位置する「ブラック・バッジ(BLACK BADGE)」シリーズ。2020年にデビューしたゴーストにもブラック・バッジが設定されており、搭載される6.75リッターV型12気筒ツインターボエンジンは最高出力450kW(600PS)、最大トルク900Nmを発揮する。

今回、スポフェックは「ブラック・バッジ ゴースト」のアップデートプログラムを開発。4ドアサルーンのドライビングダイナミクスを向上させ、シックなスタイリングをよりスリリングに昇華している。

パワーユニットには、スポフェックが誇る「N-トロニック・プラグアンドプレイ・パフォーマンス・モジュール」を装着。これにより、V型12気筒ツインターボエンジンの最高出力をスタンダード仕様から106PSも向上した706PS、最大トルクを102Nm増加した1002Nmを実現したという。

完璧に制御された8速ATと、すべてのトルクを路面へと伝える全輪駆動との相互作用により、約2.5トンもの重量を持つ大型サルーンでありながら、スポーツカーをも凌駕する0-100km/h加速4.3秒を実現。最高速度に関しては、電子リミッターにより250km/hに制限されている。

ゴージャスさを増すカーボン製空力パーツ

スポフェックが手がけた「ロールス・ロイス ブラック・バッジ ゴースト」のエクステリア。
ブラック・バッジ ゴーストの端正なエクステリアを崩すことなく、エアロダイナミクスを大幅に向上させるカーボンファイバー製コンポーネントが装着された。

スポフェックのデザイナーは、ブラック・バッジ ゴーストの端正なエクステリアを崩すことなく、スポーティかつゴージャスなカーボンファイバー製タイリングキットを開発した。

「スポフェック・フロント・フェイシア」は、ベースのコンポーネントと完全に置き換えられるように設計。威厳のあるブラック・バッジ ゴーストのフロントセクションをより印象的に演出する。オプションで縦に配置されたLEDポジションマーカーも用意された。

このフロント・フェイシアには、大型エアインテークも備えており、ラジエーターとフロントブレーキへのエアフローを最適化。さらに、特に高速走行時においてフロントアクスルのドラッグを抑え、操縦安定性を向上させる。

「スポフェック・ロッカーパネル」はサイドビューをより低くシャープに見せる効果を持つ。今回、ショートホイールベース仕様とロングホイールベース仕様の2種類をラインナップ。「スポフェック・リヤパネル」は、エキゾーストテールパイプのカットアウト有無を選択可能。トランクに装着される繊細なリップスポイラーと組み合わせることで、リヤセクションにさりげないスポーツイメージを追加する。

40mmローダウン化されたエアサスペンション

スポフェックが手がけた「ロールス・ロイス ブラック・バッジ ゴースト」のエクステリア。
素晴らしい乗り心地を提供するブラック・バッジ ゴーストの足まわりに、「スポフェック・CANトロニック・サスペンションモジュール」を装着することで、40mmもローダウン化された。

足元を飾るのは、ノビテックでもお馴染みアメリカのホイールメーカー「ヴォッセ(Vossen)」と共同開発した「SP2」22インチ鍛造アロイホイール。多彩なサーフェイス処理に加えて、カラーバリエーションも72色から選ぶことができる。

足まわりには、ブラック・バッジ ゴーストのエアサスペンションのために専用設計された「スポフェック・CANトロニック・サスペンションモジュール」を採用し、40mmローダウン化。低く構えたエクステリアだけでなく、低重心化によるスポーティなハンドリングも実現した。

自在なカスタマイズを楽しめるインテリア

ブラック・バッジ ゴーストのゴージャスなインテリアをベースに、様々なマテリアルやカラーを組み合わせることで、自在なカスタマイズを楽しむことができる。
ブラック・バッジ ゴーストのゴージャスなインテリアをベースに、様々なマテリアルやカラーを組み合わせることで、自在なカスタマイズを楽しむことができる。

これまでノヴィテック/スポフェックが展開してきたプログラム同様、インテリアも様々なカスタマイズが可能。ブラック・バッジ ゴーストの室内に、レザー/アルカンターラ/カーボンなど、様々なカラーや素材を組み合わせることで、よりゴージャスな独自のコクピットに演出できる。

スポフェック ブラック・バッジ ゴーストを動画でチェック!

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