【スクープ!】がニュルブルクリンクを精力的にラップするBMW X1は高性能版「M35i」?

【スクープ!】BMWのエントリーSAV「X1」に最高出力300PSオーバーの「X1 M35i」が追加?

前後バンパーにカモフラージュを施した状態で、ニュルブルクリンクを走行する「BMW X1 M35i」。
BMWのコンパクトSAV「X1」に最高出力300PSオーバーの「X1 M35i」が追加される。
2022年6月に3世代目がデビューした、BMWの最小スポーツ・アクティビティ・ビークル「X1」。待望のハイパフォーマンス仕様となる「X1 M35i」が、ドイツ・ニュルブルクリンク・サーキットにおいてテストする様子が撮影された。

BMW X1 M35i

待望のハイパフォーマンス仕様が登場

前後バンパーにカモフラージュを施した状態で、ニュルブルクリンクを走行する「BMW X1 M35i」。
PHEVやBEVを含む幅広いパワーユニットをラインナップするX1シリーズに、待望のハイパフォーマンス仕様が追加される。

ガソリン、ディーゼル、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、そしてフル電動仕様の「iX1」と、幅広いラインアップを誇るX1シリーズに、待望のハイパフォーマンス仕様が登場する。2022年前半に撮影された段階ではボディの大部分をカモフラージュ偽装で隠していたが、今回ニュルブルクリンクで撮影されたテスト車両は、前後バンパーとミラー、リヤスポイラーにカモフラージュを残しているものの、ほぼ市販されると思しき状態でラップを重ねていた。

3代目X1のデビューから1年後の2023年春にデビューを予定しているX1 M35iは、アグレッシブなエクステリアと、より強力なパワーユニットを伴って登場する。本格的な「M」モデルではないものの、リヤに4本出しエキゾーストを装備し、専用前後バンパーや大型化されたリヤスポイラーが導入された。

フロントセクションは、縦長のコーナーベントこそベースのX1から引き継いでいるが、バンパー下部にはより大型の開口部を配置。ロワグリルには2本のバーティカルバーが組み込まれており、よりアグレッシブな印象を見る者に与える。サイドミラーに施されたカモフラージュラップは、カーボン製ミラーキャップが隠されている可能性が高い。

早ければ2023年前半のデビューが濃厚か

すでに完成度の高い状態でテストを続けているBMW X1 M35i。早ければ、2023年前半にもラインアップに追加されると見られている。
すでに完成度の高い状態でテストを続けているBMW X1 M35i。早ければ、2023年前半にもラインアップに追加されると見られている。

インテリアに関しては、X1の標準仕様から大きく変わらない模様だ。X1 M35iにも、10.25インチ・ドライバーディスプレイと10.7インチ・センターディスプレイが大型スクリーンに収められたグラスコックピットが採用される。ただ、アップグレードされたスポーツシートやレーシーなスポーツステアリングホイールなどの専用アイテムが導入される可能性もある。

搭載される2.0リッター直列4気筒ターボは、最高出力320PS程度にまでパワーアップ。このガソリンエンジンは、1シリーズのM135で306PSの最高出力を発揮しており、たとえX1 M35iのスペックが控えめな仕様になったとしても、X1 xDrive23iの218PSからは大きくパワーアップを果たすことになる。

X1 M35iのテスト車両はほぼフルヌードの状態で走行を続けており、デビュー時期は早ければ2023年初頭。遅くとも2023年春までにはデビューされると見られている。

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