ミドルサイズSUVの新モデル、ハイブリッド搭載の「アルファロメオ トナーレ」発表

激戦区のCセグSUVに最新ハイブリッドモデル「アルファロメオ トナーレ」登場

新型アルファロメオ トナーレ発表会
トナーレを発表する、アルファロメオブランドのジャン=フィリップ・インパラートCEO(写真右)と、ステランティス ジャパンの打越 晋代表取締役社長。
ステランティスグループのグローバルプレミアムブランドを担うアルファロメオから、人気のCセグメントSUVカテゴリーに「トナーレ」が加わり、日本上陸を果たした。ブランド初となるハイブリッドシステム搭載のSUVは、2023年2月18日から販売をスタートする。

Alfa Romeo Tonale

ブランド初のマイルドハイブリッド搭載SUVモデル

トナーレの日本上陸を祝うためだけに来日したというアルファロメオブランドのジャン=フィリップ・インパラートCEOは「アルファロメオはクオリティをもっとも重視するグローバルプレミアムブランドであり、2022年のJDパワーの調査ではプレミアム部門の顧客満足度で1位になっています。トナーレはそのアルファロメオが生んだ新しいベビーで、デザインとスポーティネスとイタリアらしさを主眼に開発されました」と語り、そのスピーチからはトナーレの完成度に対する絶対の自信が覗えた。

ステルヴィオに続くアルファロメオのSUVモデル「トナーレ」は、ライバルひしめくミドルサイズSUVカテゴリーに導入。全長4530×全幅1835×全高1600mm、ホイールベース2635mmのCセグメントボディに、1.5リッター直4ターボ+マイルドハイブリッドシステムをフロントに搭載。フロントアクスルに駆動力を伝達するFWD方式を採用し、エンジンスペックは最高出力160PS、最大トルク240Nmをカタログに刻む。

最新世代インフォテインメントシステムを搭載

トナーレのマイルドハイブリッドシステムは、48Vモーター(最高出力20PS、最大トルク135Nm)を内蔵した7速DCTとベルト・スターター・ジェネレーター、リチウムイオン電池で構成され、WLTCモード燃費は16.7km/リットルを計上。コースティングモードやスタートストップシステムも低燃費に寄与している。

また、アイシン製ナビゲーションシステムやブランド初となる車載通信モジュールの全グレード標準装備など、最新世代のインフォテインメントシステムの装備もトピックのひとつ。さらに360°カメラやレーンキーピングアシストといった先進安全装備にもぬかりなく、ライバルとの競争力はかなり高いといえる。

販売開始は2月18日で車両価格は524万円から

ラインナップは2グレード展開とし、マトリクスLEDヘッドライトやフルADASをはじめとする充実した装備のスタンダードモデル「トナーレ Ti」、ダークフロントグリル専用20インチアルミホイール、レザーシート他豪華な導入記念装備を施した「トナーレ エディツィオーネ・スペチアーレ」を用意。

「トナーレ Ti」が524万円から、導入記念モデルの「トナーレ エディツィオーネ・スペチアーレ」が578万円からとなっている。ちなみに車名の「トナーレ」とは、イタリア北部のスイス国境にほど近い「トナーレ峠」が由来。同じく峠の名所を由来とする「ステルヴィオ」と同様の名づけだ。

【車両本体価格(税込)】
アルファロメオ トナーレ Ti:524万円
アルファロメオ トナーレ エディツィオーネ・スペチアーレ:578万円

【問い合わせ】
Alfa Cntact:0120-779-159
https://www.alfaromeo-jp.com/

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