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Bugatti W16 Mistral
同じ価値観を共有する東京とブガッティ

東京は、最先端のテクノロジー、豊かな文化、幅広い歴史遺産が点在。多くの観光客やビジネスマンが集まる大都市であり、そこにはクラシカルとモダンが美しく融合している。1000年近い歴史を持つ神社仏閣を巡りながら、同時に近代的な高層ビルからの絶景を楽しむことができる稀有な場所だと言えるだろう。この世界唯一の魅力を持つ大都市に、ブガッティが100年以上にわたって培ってきた歴史と、最新デザインイノベーションを融合させたW16ミストラルが降り立った。
W16ミストラルは、日本最初の訪問先として、東京で最も古い寺院のひとつとされる「神田明神」を訪れた。その起源は14世紀にまで遡る独特の建築様式は、モダンな大都市のなかにあって、時代を超越した存在感を放つ。ここは、W16ミストラルと同じように、伝統と最新のテクノロジーがシームレスに融合しているのである。
さらに賑わいを見せる浅草、モダンな湾岸都市のお台場を巡ったW16 ミストラルは、少し足を伸ばして富士山と河口湖を望む「大石公園」へ。ここでは、消えゆく光の中で、Xをテーマにしたテールライトのモチーフが、富士山と美しいコントラストを生み出した。
ブガッティを愛する日本のカスタマー

今回、ワールドツアーの一環として、日本のカスタマーやメディアに向けてW16 ミストラルのお披露目イベントを「ブガッティ東京ショールーム」で実施。ブガッティ東京ショールームは、ブガッティのオフィシャルパートナーであり、VIPカスタマーとの数十年にも及ぶ経験を持つスカイグループが運営する。
お披露目イベントの参加者はW 16ミストラルをじっくりと堪能しつつ、世界的に著名なミシュランの星付きレストランで舌鼓を打っている。ブガッティの中東&アジア地域担当ディレクターを務めるコスタス・プサリスは、東京でのお披露目の意義について次のように説明した。
「日本、そして東京は、ブガッティにとって“ホーム”と呼べる場所です。ブガッティは、その伝統に導かれながら、常に最新のテクノロジー、エンジニアリング、デザインの進歩に支えられてきました。今回、披露したW16 ミストラルは、ブガッティの美しいロードスターの長い伝統を受け継ぎながら、比類ないパフォーマンスとラグジュアリーを実現。常に前進を続ける私たちの価値観を示す、理想的なショーケースと言えるでしょう」
「ブガッティ東京のお客様は、世界で最も情熱的なブガッティ・コレクターです。今回、あらためて日本の名所を訪れ、私たちの最新作を紹介できたことを心から光栄に思います。実際、ブガッティ製ハイパースポーツカーの日本での納車台数は、ブガッティにとって世界でもトップクラスなのです」
W16 ミストラルはワールドツアーの次なる目的地シンガポールへ向かう。製造台数99台は、発表時点で完売しており、本格的な生産とデリバリーは今年中に開始される予定となっている。