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Abarth 500e
イタリアのゲームショーで一般初公開

フル電動モデル「アバルト 500e」は、フィアット 500eをベースにアバルトらしさを追求し、重量配分の改善や最大トルクを向上。ローンチ エディションは、欧州の主要市場において4万3000ユーロの価格で販売され、最初のデリバリーは2023年6月から開始される予定となっている。
2022年11月のデビュー後、アバルトは500eでのヨーロッパ・ドライブツアーの実施を決定。イタリアを起点にドイツ、ベルギー、オランダ、英国、ポルトガル、スペインを回り、今後はオーストリア、フランス、スイスを訪問する。すでに総走行距離は4000kmを超えており、さらに5000kmを走破するという。
ドライブツアーのスタート地点となったのは、新型アバルト 500eの一般初公開となった「ミラノ・ゲームウィーク&カートゥミクス(Milan Games Week & Cartoomics)」。イタリア最大のゲームショーにおいて、アバルト 500eは15万人以上のゲーム愛好家やeスポーツファンを魅了することになった。
スペインのイベントにマルク・ジェネが登場

ドイツでは、現地のメディアやアバルト・オーナーズクラブも参加し、お披露目イベントを実施。続いて、ベルギー・ブリュッセルへと向かい、「ブリュッセル・モーターショー」では一般公開され、9日間で27万人以上の来場者が500 eの先進性を目の当たりにすることになった。
オランダ、イギリス、ポルトガル、スペインでは、メディアやディーラー、オーナーズクラブが、実際にヨーロッパの公道を走行してきた最新EVをじっくりとチェックした。スペインでは、アバルトのブランドアンバサダーを務める、元F1ドライバーのマルク・ジェネが登場し、集まったファンに500 eの先進性を紹介した。
アバルト 500e ローンチ エディションは、オンラインを介して販売され、1500台以上の予約を獲得。すでに残り生産分は数百台となっている。