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MINI John Cooper Works
ジョン・クーパーの孫がドライブ

世界屈指の難コースとして知られるニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで開催されるニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)第1戦「第68回ADACヴェストファーレンファールト」に、ブルドッグ・レーシングはテストを兼ねてエントリー。「VT2-FWD」クラスに、チャーリー・クーパー(英国)とセバスチャン・サウアーブレイ(ドイツ)のドライブで参戦し、4時間のレースを走り切った。
ブルドック・レーシングのMINI ジョン クーパー ワークスは、4時間で21周を走り、セットアップのために5回のピットストップを実施。最終的に118台中総合88位でチェッカーフラッグを受け、フィニッシュを果たした。
テスト参戦ながらもクラス9位で完走

スターティングドライバーを担当したサウアーブレイは、抜群の蹴り出しでポジションをアップを果たし、チームとしてのファステストラップ10分10秒763を記録。その後、アクシデントによる赤旗中断も挟みながら、チームはクラス15台中9位でレースを終えている。
1961年にミニ クーパーを開発したジョン・クーパーを祖父に持つチャーリー・クーパーは、今回がノルドシュライフェ初挑戦。18日土曜日に行われた決勝レースの前日、初めてニュルブルクリンクを走行したクーパーは、レース中に自身のベストラップを更新し続け、最終的に10分35秒194を記録した。
3月31日~4月1日に開催されるニュルブルクリンク耐久シリーズ第2戦にも、ブルドック・レーシングはクーパーとサウアーブレイのコンビで参戦を予定している。