MINI ジョン クーパー ワークスがニュルブルクリンク耐久シリーズにテスト参戦

ニュルブルクリンク耐久シリーズ開幕戦にテスト参戦したMINI ジョン クーパー ワークスはクラス9位

ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで安定した走行を続ける、ブルドッグ・レーシングのMINI ジョン クーパー ワークス。
2023年のニュルブルクリンク24時間に、新たな仕様のMINI ジョン クーパー ワークスで参戦を計画しているブルドッグ・レーシング。テストを兼ねて、ニュルブルクリンク耐久シリーズ開幕戦に参戦した。
3月17〜18日にかけて、2023年シーズンのニュルブルクリンク耐久シリーズ開幕戦がニュルブルクリンク・サーキットを舞台に開催され、ブルドッグ・レーシングから参戦した「MINI ジョン クーパー ワークス」が、デビュー戦をクラス9位で走り切った。

MINI John Cooper Works

ジョン・クーパーの孫がドライブ

ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで安定した走行を続ける、ブルドッグ・レーシングのMINI ジョン クーパー ワークス。
ニュルブルクリンク24時間レースに向けて、ニュルブルクリンク耐久シリーズ開幕戦にエントリーしたブルドッグ・レーシング。ドライバーはジョン・クーパーの孫であるチャーリー・クーパーと、ベテランのセバスチャン・サウアーブレイが務めた。

世界屈指の難コースとして知られるニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで開催されるニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)第1戦「第68回ADACヴェストファーレンファールト」に、ブルドッグ・レーシングはテストを兼ねてエントリー。「VT2-FWD」クラスに、チャーリー・クーパー(英国)とセバスチャン・サウアーブレイ(ドイツ)のドライブで参戦し、4時間のレースを走り切った。

ブルドック・レーシングのMINI ジョン クーパー ワークスは、4時間で21周を走り、セットアップのために5回のピットストップを実施。最終的に118台中総合88位でチェッカーフラッグを受け、フィニッシュを果たした。

テスト参戦ながらもクラス9位で完走

様々なセッティングを試すべく、今回のレースでは多めのピット作業が行われた。
チームは様々なセッティングを試すべく、予定よりも多めのピット作業を行いながらも、順調にラップを重ねクラス9位で完走を果たした。

スターティングドライバーを担当したサウアーブレイは、抜群の蹴り出しでポジションをアップを果たし、チームとしてのファステストラップ10分10秒763を記録。その後、アクシデントによる赤旗中断も挟みながら、チームはクラス15台中9位でレースを終えている。

1961年にミニ クーパーを開発したジョン・クーパーを祖父に持つチャーリー・クーパーは、今回がノルドシュライフェ初挑戦。18日土曜日に行われた決勝レースの前日、初めてニュルブルクリンクを走行したクーパーは、レース中に自身のベストラップを更新し続け、最終的に10分35秒194を記録した。

3月31日~4月1日に開催されるニュルブルクリンク耐久シリーズ第2戦にも、ブルドック・レーシングはクーパーとサウアーブレイのコンビで参戦を予定している。

ニュルブルクリンク24時間レースに参戦する「MINI ジョン クーパー ワークス」のエクステリア。

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