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ランボルギーニのレースやイベントに導入
シャンパーニュ・カーボンは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのシャンピヨン村において、家族経営で運営されているシャンパンブランド。カーボンファイバー製ボトルが特徴であり、2017年にはF1公式シャンパンとして、ポディウムフィニッシュなどにおいて使用されている。
少量生産される高級シャンパーニュは、家族経営の畑で採取されたグラン・クリュ(特級)とプルミエ・クリュ(一級)の果実を手作業で加工。オーク樽で貯蔵することで味に深みと特徴を持たせ、カーボンファイバー製ボトルに瓶詰めされる。複雑な工程で生成されたボトルのカーボンファイバー製ラップは、様々なカラーや仕上げが施されており、大切なシャンパーニュを光から守り、その味わいを保っている。
伝統的な製法で丹念に作られたウルトラプレミアム・シャンパーニュと、カーボンファイバー製ボトルのハイテクな革新性が共存。ランボルギーニと共通の価値観を有したシャンパーニュ・カーボンのシャンパンは、今後ランボルギーニが主催するレースや、様々なイベントにおいて提供される予定だ。
価値観を共有するふたつのブランド
ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOは、今回のパートナーシップ締結に喜びを隠さない。
「ランボルギーニは、伝統的な職人技と先端技術が共存するブランドです。シャンパーニュ・カーボンとは、真のラグジュアリーと最高級のライフスタイルを謳歌するという、共通点を持っています。このパートナーシップは、最先端のアイデアや技術とともに、伝統的な技術を用いるという両ブランドのアプローチを鮮やかに反映しているのです」
2011年に伝統的な家族経営のワイナリーをベースに、斬新なシャンパーニュ・カーボンを立ち上げたアレクサンドル・メアCEOは次のように付け加えた。
「私たちは、カーボン製のユニークなボトルや、実際にシャンパンを飲むことで得られる素晴らしい経験を通じて、卓越した存在となることを目指しています。それは得意分野のみを極めることではありません。これそがランボルギーニとの共通点だと言えるでしょう」