ランボルギーニとシャンパーニュ・カーボンが協力関係締結

アウトモビリ・ランボルギーニのイベントで振る舞われるシャンパン「シャンパーニュ・カーボン」とは?

ランボルギーニ カウンタック LPI 800-4を前に、固く握手を交わすシャンパーニュ・カーボンのアレクサンドル・メアCEO(左)と、ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEO(右)。
ランボルギーニ カウンタック LPI 800-4を前に、固く握手を交わすシャンパーニュ・カーボンのアレクサンドル・メアCEO(左)と、ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEO(右)。
アウトモビリ・ランボルギーニが、シャンパーニュ・カーボン(CHAMPAGNE CARBON)とのパートナーシップ締結を発表した。ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOと、シャンパーニュ・カーボン社のアレクサンドル・メアCEOは、サンタアガタ・ボロネーゼの本社ファクトリーにおいて協力関係を祝して、シャンパンで乾杯を行っている。

ランボルギーニのレースやイベントに導入

シャンパーニュ・カーボンの最高級シャンパンは、今後ランボルギーニが主催するレースやイベントで、提供される。
シャンパーニュ・カーボンの最高級シャンパンは、今後ランボルギーニが主催するレースやイベントで、提供される。

シャンパーニュ・カーボンは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのシャンピヨン村において、家族経営で運営されているシャンパンブランド。カーボンファイバー製ボトルが特徴であり、2017年にはF1公式シャンパンとして、ポディウムフィニッシュなどにおいて使用されている。

少量生産される高級シャンパーニュは、家族経営の畑で採取されたグラン・クリュ(特級)とプルミエ・クリュ(一級)の果実を手作業で加工。オーク樽で貯蔵することで味に深みと特徴を持たせ、カーボンファイバー製ボトルに瓶詰めされる。複雑な工程で生成されたボトルのカーボンファイバー製ラップは、様々なカラーや仕上げが施されており、大切なシャンパーニュを光から守り、その味わいを保っている。

伝統的な製法で丹念に作られたウルトラプレミアム・シャンパーニュと、カーボンファイバー製ボトルのハイテクな革新性が共存。ランボルギーニと共通の価値観を有したシャンパーニュ・カーボンのシャンパンは、今後ランボルギーニが主催するレースや、様々なイベントにおいて提供される予定だ。

価値観を共有するふたつのブランド

サンタアガタ・ボロネーゼのランボルギーニ本社で、シャンパーニュ・カーボンのシャンパンで乾杯したメアCEO(左)とヴィンケルマン会長兼CEO(右)。両社は共通の価値観を有していると、ふたりは口を揃える。
サンタアガタ・ボロネーゼのランボルギーニ本社で契約書にサインし、シャンパーニュ・カーボンのシャンパンで乾杯したメアCEO(左)とヴィンケルマン会長兼CEO(右)。両社が共通の価値観を有していると、ふたりは口を揃える。

ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOは、今回のパートナーシップ締結に喜びを隠さない。

「ランボルギーニは、伝統的な職人技と先端技術が共存するブランドです。シャンパーニュ・カーボンとは、真のラグジュアリーと最高級のライフスタイルを謳歌するという、共通点を持っています。このパートナーシップは、最先端のアイデアや技術とともに、伝統的な技術を用いるという両ブランドのアプローチを鮮やかに反映しているのです」

2011年に伝統的な家族経営のワイナリーをベースに、斬新なシャンパーニュ・カーボンを立ち上げたアレクサンドル・メアCEOは次のように付け加えた。

「私たちは、カーボン製のユニークなボトルや、実際にシャンパンを飲むことで得られる素晴らしい経験を通じて、卓越した存在となることを目指しています。それは得意分野のみを極めることではありません。これそがランボルギーニとの共通点だと言えるでしょう」

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