【NLS2023】ニュルが舞台の4時間レースで初優勝を狙うフェラーリ 296 GT3

ニュルブルクリンク耐久シリーズ第3戦に「フェラーリ 296 GT3」3台出走

激戦が続くニュルブルクリンク耐久シリーズで、初勝利を狙う最新カスタマー向けレーシングカー「フェラーリ 296 GT3」。
激戦が続くニュルブルクリンク耐久シリーズで、初勝利を狙う最新カスタマー向けレーシングカー「フェラーリ 296 GT3」。
4月15日に開催されるニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)第3戦「アデナウア ADAC ルントシュトレッケン・トロフィー(Adenauer ADAC Rundstrecken-Trophy)」にフェラーリの最新カスタマー向けレーシングカー「296 GT3」が参戦する。

Ferrari 296 GT3

2023年シーズンから本格デビュー

世界中のレースで大成功を収めた488 GT3の後継モデルとして開発された296 GT3。ベースモデルからプラグインハイブリッドシステムは取り除かれ、3.0リッターV6ターボをリヤミッドに搭載する。
世界中のレースで大成功を収めた488 GT3の後継モデルとして開発された296 GT3。ベースモデルからプラグインハイブリッドシステムは取り除かれ、3.0リッターV6ターボをリヤミッドに搭載する。

第2戦「ニメックス DMV4時間レース」から2週間、3台のフェラーリ 296 GT3がニュルブルクリンク・ノルドシュライフェに帰ってきた。今シーズンから本格投入されたフェラーリのカスタマー向けレーシングカーは、前戦では、フリッカデリ・レーシング・チームの30号車のみが4時間のレースを走り切っている。

2022年に488 GT3の後継モデルとして発表された296 GT3は、2023年に実戦デビューを果たした。ベースとなった市販仕様の296 GTBはプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載するが、GT3規程に則って開発された296 GT3はPHEVシステムは未搭載。3.0リッターV型6気筒直噴ガソリンターボエンジンを、リヤミッドに搭載する。

3台の296 GT3が4時間のレースを走行

ニュルブルクリンク耐久シリーズの2023年開幕戦から投入された296 GT3。第3戦にも3つのチームから3台の296 GT3がエントリーしている。
ニュルブルクリンク耐久シリーズの2023年開幕戦から投入された296 GT3。第3戦にも3つのチームから3台の296 GT3がエントリーしている。

今回のNLS 第3戦「アデナウアADACルントシュトレッケン・トロフィー」、30号車は開幕戦で296 GT3をドライブしてプロクラスで準優勝したデイビッド・ピタードが、フェリペ・フェルナンデス・レーザーとコンビを組んで参戦。リナデル・レーシングの22号車はレナード・ワイス、インディ・ドンジェ、ダニエル・ケイルヴィッツ、レーシング・ワンの19号車はクリスチャン・コールハース、ステファン・オスト、ジョディ・ファニンが、それぞれドライブする。

アデナウア ADAC ルントシュトレッケン・トロフィーの予選は、4月15日の8時30分(日本時間15時30分)に開始。ノルドシュライフェを舞台に4時間を走行する決勝レースは、同日の12時(日本時間19時)にスタートする。

日本のSuper GTを含め、世界中のGTレースシリーズで活躍してきたフェラーリ 488 GT3の後継モデル、296 GT3がそのベールを脱いだ。

フェラーリ最新のGT3カテゴリーマシン「296 GT3」が発表! 最新カスタマー向けレーシングカーの全貌【動画】

フェラーリは新型カスタマー向けGT3レーシングカー「296 GT3」を発表した。296 GT3は、ハイブリッド2シーターベルリネッタ「296 GTB」をベースに開発。GT3規程に合わせてハイブリッドシステムは取り外され、3.0リッターV型6気筒ツインターボのみ搭載する。

記事が選択されていません

キーワードで検索する

著者プロフィール

GENROQweb編集部 近影

GENROQweb編集部