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Rolls-Royce Black Badge Cullinan / Black Badge Wraith
極上の美学をアピールする「ブラック・バッジ」
2016年に発表されたブラック・バッジは、ロールス・ロイスが展開するスーパーラグジュアリー仕様。ビスポーク部門によるパーソナライゼーションが、デザインスタジオからエンジニアリングセンターにまで及んだ初めてのケースでもある。
このビスポークシリーズは、レイス、ドーン、カリナンにラインナップされており、独自の美学と高度にモダンななインテリア素材を組み合わせることで、ダイナミックな個性を表現。2021年のサロン・プリヴェでは、ブラック・バッジ レイスとブラック・バッジ カリナンの2台が公開される。
ブラック・バッジ カリナンは、エクステリアに極めて現代的なビスポークカラー「ヴェルデ・エルメス・グリーン」をチョイスした。さらにダーククロームのスピリット・オブ・エクスタシー、ブラックニングされたステンレススチール製エクステリア・トリートメント、部分ポリッシュされた22インチ・ブラック・バッジ専用ホイールが、その個性をアピールする。インテリアはシートにハバナ・トリムを採用。タンレザー・パネルとシートパイピングに、カシミアグレーのアクセントが組み合わされた。
ブラック・バッジ レイスは、大胆なアイスプルミエール・シルバーのエクステリアにダーククロームのスピリット・オブ・エクスタシーと、パート・カーボンファイバー製21インチ・ブラック・バッジ専用ホイールを採用。モノカラーでまとめることにより、エレガントな雰囲気を纏う。インテリアにはダークカラーのエクステリアと対照的に、鮮やかなムジェロ・レッドが施される。
ツアー・プリヴェを最新モデルのゴーストが先導
2021年のサロン・プリヴェでも、ロールス・ロイスによる「ツアー・プリヴェ(Tour Prive)」を開催。ロールス・ロイスの最新モデル・ゴーストが先導し、コッツウォルズを舞台に120マイルのツーリングツアーを実施する予定だ。
今回のサロン・プリヴェでは、英国のショールーム・スペシャリストが手掛けたゴーストとファントムのビスポークコンセプトも世界初公開される。英国の名所や文化などをフィーチャーした7つのデザインスタディは、ロールス・ロイスの卓越したビスポーク能力を証明するものとなる。サロン・プリヴェのロールス・ロイスVIPエリアでは、これらのビスポーク仕様のデザインレンダリング、レザー見本、塗装サンプルをゲストは間近で確かめることができるという。
また、会場ではドーンとゴーストも持ち込まれ、ゲストはテストドライブを楽しむこともできる。