DB5を収めた巨大な「コーギーボックス」も登場

アストンマーティン、ミニカーのDB5を実車で再現! 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開を記念して新旧ボンドカーも展示 【動画】

アストンマーティン、007シリーズ最新作『No Time To Die』のテレビスポットCMを公開、DB5を収めた巨大な「コーギーボックス」も登場
アストンマーティン DB5を収めた巨大な「コーギーボックス」
映画007シリーズの25作目となる『No Time To Die(邦題:007/ノー・タイム・トゥ・ダイ)』の封切りまで1ヵ月を前にして、アストンマーティンは全世界で放送されるテレビスポットCMを公開。また、ロンドンの旧バターシー発電所には、アイコンモデルのアストンマーティン DB5を収めた巨大な「コーギーボックス」が登場した。

Aston Martin DB5 Goldfinger Continuation

コーギー製ミニカーを実物大で再現

アストンマーティン、007シリーズ最新作『No Time To Die』のテレビスポットCMを公開、DB5を収めた巨大な「コーギーボックス」も登場
映画の公開を記念し、1965年に製造されたコーギーの007仕様のDB5ミニカーをフルサイズに拡大したレプリカを製作した。

2021年9月に全世界で公開される007シリーズ最新作『No Time To Die』には、現在、過去、そして未来のアストンマーティンがスクリーンに登場。今回、待望のジェームズ・ボンドの復帰にあたり、映画007シリーズとしては初めて4台のアストンマーティンが撮影に使用された。その4台とは、DB5、アストンマーティン V8、スーパーGTのDBS、そして販売開始前のミッドシップハイパーカー、ヴァルハラだ。

今回、007のアイコン的存在であるDB5がスクリーンに戻ってくることを記念し、アストンマーティンとミニカーメーカーのコーギーは、1965年に製造されたオリジナルのミニカーをフルサイズに拡大したレプリカを製作した。

このフルサイズモデルは、旧バターシー発電所に隣接するザ・コーリング・ジェティー庭園に展示。長さ5.66m、高さ2.7m、幅2.7mで、コーギーによるオリジナルのボックスデザインを復元した。ベースとなっているのは、アストンマーティン「DB5 ゴールドフィンガー コンティニュエーション(DB5 Goldfinger Continuation)」となっている。

このDB5には、かつてのボンド映画でファンにお馴染みのガジェット(秘密兵器)を各種装備。回転するナンバープレート、格納式のリヤ防弾シールド、延長可能なフロントのオーバーライダーバンパー、もちろん、飛び出すマシンガンも装着されている。

アストンマーティンがバッキンガムシャーのニューポート・パグネル工場から最後の DB5を送り出してから55年以上を経て登場した「DB5 ゴールドフィンガー コンティニュエーション」は、25台限定のリミテッドエディションとして製作。映画007に登場するDB5の正統な復刻版であり、ボディカラーはオリジナルに忠実なシルバーバーチにペイントされた。最高の品質と信頼性を達成するための変更と機能強化を除けば、まさに映画に登場したボンドカーそのものとなっている。

現在も生産が続くコーギーの「007 DB5」

アストンマーティン、007シリーズ最新作『No Time To Die』のテレビスポットCMを公開、DB5を収めた巨大な「コーギーボックス」も登場
発売以来、高い人気を集めてきたコーギーの007仕様DB5は、改良を続けながら現在も販売が続いている。今回の実物大モデルのベースには、「DB5 ゴールドフィンガー コンティニュエーション」の実車が使用された。

コーギーは、ダイキャスト製ミニカーの有名ブランド。かつては子供用玩具として人気を集めていたが、現在ではコレクターズアイテムとなっているものも少なくない。その中でもっとも有名なのが、1965年に登場したジェームズ・ボンド仕様のアストンマーティン DB5だろう。

映画『ゴールドフィンガー』に登場したDB5を再現したこのミニカーは大ヒット作となり、同年の玩具小売商協会賞「トイ・オブ・ザ・イヤー」と「ベスト・ ボーイズ・トイ」を受賞。このモデルはたいへんな人気を博し、何度も型を作り直して製造を継続、全世界での売上数は2000万個を超えた。さらに、このモデルは現在も生産が継続されている。

今回の実物大ミニカーのお披露目は、アストンマーティン・ラゴンダ・エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンが行った。ライヒマンは今回のプロジェクトに興奮を隠さない。

「このエキサイティングなお披露目によって『No Time To Die』キャンペーンを 立ち上げることができ、とても光栄に思います。ジェームズ・ボンドとアストンマーティンの関わりは長期間にわたるものです。その中でもDB5は50年を超える歴史により、間違いなく世界でもっとも有名なクルマとなりました」

「映画を制作したイーオン・プロダクションズ、そして特撮コーディネーターのクリス・コーボールドとの共同作業で25台の DB5 ゴールドフィンガー コンティニュエーションを製作したのは、アストンマーティンの関係者全員にとって本当に特別な経験になりました」

「そして今回、もうひとつの傑出した英国ブランドであるコーギーと協力し、ジェームズ・ボンドがもっとも愛したクルマを実寸のトイボックスに入れてロンドンの中心部に飾ることができるのは、とても素晴らしいことです」

日本での007最新作公開は10月1日から

アストンマーティン、007シリーズ最新作『No Time To Die』のテレビスポットCMを公開、DB5を収めた巨大な「コーギーボックス」も登場
新型コロナウイルスの感染拡大により公開が延期されていた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。日本では2021年10月1日からの公開が決まっている。

過去14本の007映画でジェームズ・ボンドが登場する印象的なアクションシーンを演出し、映画で使われた8台のDB5スタントレプリカ、今回のDB5 ゴールドフィンガー コンティニュエーションに搭載するガジェットの設計にも深く関与した特撮コーディネーター、クリス・コーボールドも同席した。

「これまでアストンマーティンと手を携え、今回の『No Time To Die』に至るまできわめて野心的なボンド映画のシーンを現実化してきました。そして今回、ジェームズ・ボンドの歴史の中で特別な位置を占めるアイコン・モデルのすばらしいディスプレイを、こうしてお披露目することができて本当に光栄です」とコーボールド。

フルサイズ・レプリカのコーギーDB5ボックスは、2021年10月1日まで、バタシー発電所のザ・コーリング・ジェティー庭園で一般公開される。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、ダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリスらおなじみの面々に加えて、新たに『ボヘミアン・ラプソディ』などのラミ・マレックも出演。日本では、2021年10月1日からの公開が決まっている。

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