アルピーヌが2024年にWECトップカテゴリーに復帰

アルピーヌがWECトップカテゴリー用LMDhマシンを今年のル・マン24時間レースでワールドプレミア

100周年を迎えるル・マン24時間レースの決勝前、6月9日にアルピーヌは現在開発中のLMDhマシンを公開する。
100周年を迎えるル・マン24時間レースの決勝前、6月9日にアルピーヌは現在開発中のLMDhマシンを公開する。
アルピーヌは、2023年6月10〜11日に世界耐久選手権(WEC)第4戦として開催される「ル・マン24時間レース」において、2台のLMP2プロトタイプ「アルピーヌ A470」で参戦。さらに、2024年シーズンからハイパーカークラスに投入されるLMDhマシンをワールドプレミアする。

アルピーヌが狙う1987年以来の総合優勝

2024年シーズン、トヨタ、プジョー、フェラーリ、ポルシェ、キャデラックが参戦するWECハイパーカークラスにアルピーヌが復帰。強力なライバルを相手に、1978年以来となる総合優勝を狙う。
2024年シーズン、トヨタ、プジョー、フェラーリ、ポルシェ、キャデラックが参戦するWECハイパーカークラスにアルピーヌが復帰。強力なライバルを相手に、1978年以来となる総合優勝を狙う。

2023年シーズンのWECに、LMP2プロトタイプマシン「A470」で参戦中のアルピーヌ・エルフ・チーム。2022年までは特例を使い、ハイパーカークラスに「A480」で参戦しており、1シーズンを経て再びトップカテゴリーに復帰することになる。

現在、アルピーヌはLMDh規定プロトタイプレーシングカーを開発しており、100周年記念イベントとなる今年のル・マン24時間レースにおいて、2024年用ニューマシンをワールドプレミアする。1978年以来となるル・マン制覇を狙うLMDh規定マシンは、現地時間2023年6月9日11時30分(日本時間6月9日18時30分)に、アルピーヌ・パドック・センターで公開される予定だ。

6月7日にはル・マン100周年記念限定モデル「A110 R ル・マン」を発表。ハイパフォーマンス仕様「A110R」をベースとするスペシャルエディションは、6月7日13時20分(日本時間6月7日20時20分)にサーキットでお披露目される。また、ル・マン24時間のレースウィークは、2台のコンセプトカー「A290_β」と「アルペングロー」が展示される予定だ。

伝統のスパ・フランコルシャンを舞台に開催されたWEC第3戦スパ6時間。トヨタの2台に続き、フェラーリ 499Pが表彰台を獲得した。

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