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Alfa Romeo C41
イタリア国旗がフィーチャーされた特別なリバリー
モンツァ・サーキットは、2021年シーズンのイタリアGP開催地であると同時に、1950年9月3日にジュゼッペ・ファリーナがドライブした「アルファロメオ アルフェッタ 158」で、F1史上初のタイトルを勝利で決めたサーキットでもある。アルファロメオとモンツァには切っても切れない絆があり、今年もその強い絆をアピールする企画が行われる。
スペシャルカラーリングは、アルファロメオ・ブランドの創業111年を祝うロゴがメインに配置され、イタリア国旗の3色が大胆にあしらわれた。エンジンカウル上部はクアドリフォリオ・グリーンがペイントされており、アルファロメオのレッド&ホワイトを美しく引き立てている。
チェントロスティーレはF1マシンだけでなく、アルファロメオのワークスドライバーのレーシングスーツデザインも担当。イタリア国旗は、スーツの上部にある創業111年周年ロゴにも配置されており、パンツ部分に縦のアウトラインをチョイスし、サーキット路面との繋がりを表現しているという。
ミュージアムでのパブリックビューイング
スペシャルカラーリングが施されたアルファロメオ C41のショーカーは、レースウィークを通して、アレーゼにあるミュージアム「ムゼオ・アルファロメオ」にも展示。フリープラクティス、予選、決勝レースの模様が中継される、ジュリアホールの大スクリーンでのパブリックビューイングも行われる。また、モンツァのガレージから、ドライバーも参加予定のライブストリームプログラムも計画されている。
会場ではイタリアGPに併せたスペシャルイベントも企画。9月11日の午後4時30分からは、モンツァ・サーキットを1/43スケールのアルファロメオのモデルカーで再現する。9月12日には、アルファロメオがイタリア陸軍向けに製造した4輪駆動車「AR51」が、そのデビュー50周年を記念したデモンストレーションを行う予定だ。