【WEC】2023年最終戦バーレーンでアストンマーティンが2位と3位を獲得

「11年でクラス優勝52回達成」好成績を積み上げた「アストンマーティン ヴァンテージ GTE」が有終の美

世界耐久選手権最終戦バーレーン8時間レースにおいて、2位表彰台を獲得したDステーション・レーシングのヴァンテージ AMR 777号車。
世界耐久選手権最終戦バーレーン8時間レースにおいて、2位表彰台を獲得したDステーション・レーシングのヴァンテージ AMR 777号車。
バーレーン・インターナショナル・サーキットにおいて、11月4日にFIA世界耐久選手権(WEC)の2024年シーズン最終戦バーレーン8時間の決勝レースが開催され、3台の「アストンマーティン ヴァンテージ GTE」が参戦。Dステーション・レーシングのアストンマーティン ヴァンテージ AMR 777号車(キャスパー・スティーブンソン/藤井誠暢/リアム・タルボット)が2位表彰台を獲得。3位にはノースウエストAMRのアストンマーティン ヴァンテージ AMR 98号車(イアン・ジェームズ/ダニエル・マンチネッリ/アレックス・リベラス)が入った。

Aston Martin Vantage GTE

GTE規定で活躍してきた歴代ヴァンテージ

GTE規定で戦われた11年の中で、歴代ヴァンテージ GTEはル・マンでの5勝を含めて、52回のクラス優勝を達成した。
GTE規定で戦われた11年の中で、歴代ヴァンテージ GTEはル・マンでの5勝を含めて、52回のクラス優勝を達成した。

WECはLM GTE規定に代わって、2024年シーズンからGT3レーシングカーで戦うLM GT3規定を導入。これを受けてアストンマーティン史上、最も多くの成功をもたらした「ヴァンテージ GTE」が、その使命を終えることになる。2024年シーズン、アストンマーティンはWECにヴァンテージ GT3を導入する予定だ。

また、2025年シーズンからは、ヴァンテージ GTEでWECを戦ってきたハート・オブ・レーシングが、アストンマーティンのパートナーとして、ハイパーカー規定で開発されたヴァルキリーでトップカテゴリーへの参戦を決めている。

ヴァンテージ GTEは、2012年の開幕戦で表彰台を獲得して以来、アップデートを繰り返しながらWECで常に存在感を示してきた。11年の歴史の中で52回のクラス優勝を記録し、11回の世界選手権タイトルを獲得。特にル・マン24時間レースでは、5回のクラス優勝をアストンマーティンに持ち帰っている。

ハイパーカーに加えてGT3にも参戦

ワークスチームとして2025年からハイパーカー仕様のヴァルキリーを投入するアストンマーティン。ヴァンテージ GT3でのプライベーター支援も継続される。
ワークスチームとして2025年からハイパーカー仕様のヴァルキリーを投入するアストンマーティン。ヴァンテージ GT3でのプライベーター支援も継続される。

最終戦バーレーン8時間レースでも、ヴァンテージ GTEが2位と3位表彰台を獲得。アストンマーティンの耐久レース責任者を務めるアダム・カーターは、優秀の美を飾ったヴァンテージ GTEでのプログラムについて次のように振り返った。 

「アストンマーティンは、世界耐久選手権に導入されて以来、常に存在感を見せてきました。GTEクラスにおいて、ヴァンテージはライバルの追随を許さないスタンダードを確立してきたと言えるでしょう。レースは常にアストンマーティンのDNAに刻まれています。GTE時代を通してヴァンテージは輝きを放ってきました」

「あらためてアストンマーティンを代表して、GTE時代にヴァンテージでレースを戦ってきた多くのドライバー、すべてのパートナーチーム、プロジェクトに尽力してくださったすべての方々に、心から感謝の意を表したいと思います。今後、アストンマーティンはトップカテゴリーのハイパーカー・クラス、そしてLM GT3クラスの両方に参戦し、その中で私たちに求められる役割を果たしていくことになります」

AFコルセのフェラーリ 488 GTE Evo 54号車が、最終戦バーレーン8時間で4位入賞。シリーズランキングで3位を獲得した。

WEC最終戦で「フェラーリ 488 GTE Evo」54号車が4位入賞しチームズとドライバーズ選手権3位獲得

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