新しいスタイリングを採用したメルセデス・ベンツのスポーティ4ドアクーペ、改良型「CLAクーペ」と「CLAシューティングブレーク」が発表!

メルセデスベンツより、数々のイノベーションとアップグレードを標準搭載したスポーティクーペ「CLAクーペ」、「CLAシューティングブレーク」の改良型が発表された。新モデルでは、フェイスラインが新デザインになっており、より洗練されたフェイスラインが採用されている。新世代のMBUXシステムに加え、アップグレードされたドライバーアシスタンスを搭載。さらに、電動化された豊富なパワートレインがラインナップされ、カーボンニュートラルにシフトする市場でも、スポーティなクルマを求めるユーザーのニーズにもしっかり対応する。

フェイスチェンジが印象的なスタイリング

欧州メルセデス・ベンツより、数々のイノベーションとアップグレードを標準搭載したスポーティクーペ「CLAクーペ」、「CLAシューティングブレーク」の改良型が発表された。エクステリアでは、新形状のフロントエプロン、スターパターンのラジエーターグリル、新型のリアディフューザーがスポーティなキャラクターを際立たせている。さらに、今回初めて標準装備されたLEDハイパフォーマンスヘッドランプとLEDリアランプのグラフィックも現代的にリデザインされている。新色のハイパーブルー(CLA専用色)とスペクトラルブルー、そして3種類のホイールリムデザイン(最大19インチ)が追加され、個性が追求されている。新型CLAクーペとCLAシューティングブレークには、バナジウムシルバーまたはハイグロスブラックとハイシーンフィニッシュの5本スポークデザインの17インチ合金ホイールが標準装備されている。

インテリアのハイライトは、独立したダブルスクリーンだ。7インチと10.25インチのディスプレイが標準装備されている。新機能として、Apple CarPlay/Android Autoのワイヤレスによるスマートフォンとの接続が可能に。さらに、USB-Cポートが追加されている。標準仕様となったコンフォートシートは、人工皮革ARTICOと立体的なエンボス加工を施したブラックのファブリックを組み合わせたシートが採用されている。コンフォートシートのファブリックカバーは、100%リサイクル素材が使用されており、ARTICO/MICROCUTシートカバーでは、この割合はシートミラーが65%、ボトムファブリックが85%となっている。

より多彩化されたパワートレイン

ガソリンエンジンはすべて電動化されており、4気筒ユニットには7速または8速DCTオートマチックトランスミッションが装備されている。マイルドハイブリッドとなったエンジンには、48ボルトの車載電源を追加搭載されており、10kWのパワーアップで始動時の俊敏性をサポートする。新しいベルト駆動式スタータージェネレーターは、ドライブ時の快適性と使い勝手を向上。例えば、低振動・低騒音でのエンジン始動や、エンジン停止状態での惰性走行が実現されている。ブレーキや加速時には、スタータージェネレーターが回復し、12Vの車載ネットワークと48Vのバッテリーに電気エネルギーを供給する。

CLAクーペとCLAシューティングブレークのPHEVモデルは、高電圧バッテリーの改良により、使用可能なエネルギー量が増加し、航続距離が延長されている。また、電気モーターの出力が5kW向上され、パワートレイン出力は80kW(107hp)に達した。充電については3つのオプションが用意されており、標準の3.7kWに加え、交流充電も可能になり、従来の7.4kWから最大11kWまで充電できるようになった。また、新型CLAでは、引き続き直流充電も可能で最大22kWまで充電することができる。10%から80%までの直流充電は約25分で完了し、日常の使用に適した多彩な充電が可能になっている。

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