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クラス最大級のラゲッジ空間 カーブでの身のこなしに好感
国産SUVの中で希少な5ナンバーサイズのコンパクトクロスオーバーモデルがライズ。
エクステリア
最低地上高は185㎜となかなかだが、現在のラインナップの中で1.2ℓエンジン+モーターのWLTCモード燃費28.0㎞/ℓを誇るe-SMARTと呼ばれるハイブリッドと、1.2ℓ自然吸気エンジンは2WDのみ。4WDはデビュー当初からあった1.0ℓターボ搭載に限られる。
インストルメントパネル
基本的に前席中心パッケージの街乗りからライトなアウトドアニーズに応える1台と言っていい。その上で最大の特徴となるのがコンパクトSUVクラス最大級の大容量を誇るラゲッジルーム。デッキボード下段時の容量は369ℓにおよび、後席使用時のフロアは奥行き755㎜、幅1000㎜と広大。さらに床下にも大容量のスペースがあり、アウトドアや各種スポーツの荷物の積載性も抜群だ。
居住性
エンジンで発電し、モーターで100%駆動するシリーズ式ハイブリッドのe-SMARTモデルを走らせれば、モーター駆動ならではの電動車感、スムーズで静かな加速が味わえ、S-PDLと呼ばれるワンペダル機能もあって街乗り、山道を含めた走りやすさはなかなか。
うれしい装備
月間販売台数 4323台 (23年9月~24年2月平均値)
現行型発表 19年11月( 一部改良&パワートレイン変更 21年11月)
WLTCモード燃費 28.0 ㎞/ℓ ※ハイブリッド車
ラゲッジルーム
キボードを上段にセットした状態で、6対4分割可倒式の後席を格納するとフラットな拡大フロアを実現。
唯一4WDが選べるターボモデルの走りは軽々と操作できるパワーステアリングとペダル類によって、出足から想像以上にスムーズかつトルキーで軽やかな、高速走行でもゆとりある動力性能を発揮。全車、カーブ、山道での最低地上高185㎜の重心高を感じにくい安定感の高さ、ヒラリヒラリとした身のこなしも褒められる。
※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.158「2024-2025 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。