トーヨータイヤから新プレミアムスポーツタイヤ「プロクセス スポーツ2」が登場! 18〜20インチの23サイズ

トーヨータイヤはこのほど、グローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES(プロクセス)」シリーズにおいて、プレミアムスポーツタイヤ「PROXES Sport 2(プロクセス スポーツツー)」を設定し、2023年2月より順次発売すると発表した。18〜20インチの全23サイズをラインナップする。価格はオープン。

スポーツタイヤに求められるハンドリング性能とブレーキ性能を高次元で実現。従来品とのブレーキ比較ではドライで4%、ウエットでは16%短縮

トーヨータイヤはこのほど、グローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES(プロクセス)」シリーズにおいて、プレミアムスポーツタイヤ「PROXES Sport 2(プロクセス スポーツツー)」を設定し、2023年2月より順次発売すると発表した。18〜20インチの全23サイズをラインナップする。価格はオープン。

トーヨータイヤは、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催される耐久レースをはじめとするモータースポーツへの参戦を通じて、過酷な条件の中から得た知見を商品開発へフィードバックしている。このたび発売するプロクセス スポーツ2は、こうした経験を生かし、スポーツタイヤに求められるハンドリング性能とブレーキ性能を高次元で実現させたプレミアムスポーツタイヤだ。

パターン設計にあたっては、同社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を、材料開発にあたっては同社の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を活用。非対称のトレッドパターンとコンパウンドを採用することによって機能の分担を図り、ブレーキ性能とハンドリング性能を効果的に向上させている。

トレッド部の内側のコンパウンドにはゴムの柔軟性に寄与するシリカを均一に分散することで、路面の凹凸にタイヤがしなやかに接地し、ウエット、ドライ双方の路面でのグリップ性能が向上した。一方で、外側のコンパウンドでは、シリカの分散を制御することでゴムの剛性を確保している。

また、構造設計では、サイド部のたわみを最適化する新プロファイル形状を採用することで、レーンチェンジやコーナリングの際にタイヤの変形が抑制され、ウエット路面、ドライ路面でのハンドリング性能の向上に寄与している。

●パターン設計

●非対称トレッドコンパウンド

「ナノバランステクノロジー」を駆使した特性の異なる非対称コンパウンドにより、ブレーキ性能とハンドリング性能を効果的に向上

●新プロファイル形状

●性能評価結果

ドライブレーキ比較
ウエットブレーキ比較

●「プロクセス スポーツ2」サイズラインナップ

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部