三菱自動車がタイにおける累計輸出台数500万台を達成!

三菱自動車はこのほど、タイの工場における累計輸出台数が500万台を達成したことを発表した。

「ビジネスの基盤であるアセアン諸国における活動強化を担う主力地域として、引き続きタイに注力していく」(三菱自動車・加藤社長)

三菱自動車はこのほど、タイの工場における累計輸出台数が500万台を達成したことを発表した。

現地の生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)は現在、チョンブリー県レムチャバンに3つの生産工場とひとつのエンジン工場を有しており、日本国外の生産拠点としては最大規模となっている。

三菱自動車は1961年にタイで販売会社を設立し、1964年に生産事業をスタート。1988年に自動車メーカーとして初めて同国からの輸出を開始し、現在MMThからの車両の輸出先は世界120カ国以上におよぶ。昨年には同国で生産した34万台(ノックダウンユニット含む)のうち、約90%が輸出向けだ。

三菱自動車の加藤隆雄社長はこのように述べている。
「当社にとってタイは最重要拠点のひとつであり、今後もますます重要性が高まっていきます。輸出台数500万台達成は今後の継続的な成長やタイでの生産台数拡大への通過点と捉えており、当社のビジネスの基盤であるアセアン諸国における活動強化を担う主力地域として、引き続きタイに注力していくと同時に、タイでの自動車産業の発展に貢献していきたいと考えております」

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