「ソリオ HYBRID SZ」と「ソリオ バンディット HYBRID SV」には、コンパクトで強力なトルクを発揮するスズキ独自の高効率パラレル式ハイブリッドシステムが搭載されている。搭載システムは、低速域でのトルクを向上させたK12C型デュアルジェットエンジン、コンパクトながら瞬間的に大きな推進力を発生させる駆動用モーター、コンパクトで伝達効率に優れたオートギアシフト（AGS）から構成され、走行中に蓄えられた電力を駆動用モーターに供給することで、クリープ走行時や低走行時にはエンジンを停止したEV走行の実装も実現されている。これらの優れたハイブリッドシステムに加え、6Ahのリチウムイオンバッテリーの搭載により、WLTCモード同行での燃費は22.3km/Lを達成した。
エクステリアには、バックドアリアスポイラーや、ハイブリッド搭載モデル専用のブラックメタリック塗装アルミホイールやインパネが採用され、通常モデルと区別化した上質さを追求。車体色には、キャラバンアイボリーパールメタリックと、タフカーキパールメタリックが新規設定。インテリアでは本革巻きシフトノブや、チタンシルバーカラーのエアコンガーニッシュ・ドアガーニッシュを採用し、高級な空間が創出されている。
また、「ソリオ」と「ソリオ バンディット」は、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する「サポカーS ワイド」を搭載し、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ認定車」として認可されている。ペダル踏み間違いなどの不慮の事故の発生削減にも貢献し、優れた燃費と合わせて普段使いとしても優秀な1台だ。車両本体価格は、「ソリオ HYBRID SZ」が222.2万円から、「ソリオ バンディット HYBRID SV」が224.6万円からとなっている。
