燃費性能はそのままに最高出力値が116psから130psに。加速時には応答の良さや力強さがより強く感じられるようになる
マツダは既存モデルのユーザーを対象に、保有車両の商品性向上を目的とした制御プログラムなどの最新化サービス「マツダ スピリット アップグレード」を今年2月に開始した。今回のサービスは「スカイアクティブ-D 1.8」エンジンのアップグレード第一弾として「マツダ スピリット アップグレードD 1.1」という名称で販売される。
今回のサービス対象モデルは、2019年4月2日〜2020年11月3日に生産された「マツダ3（車体番号範囲BP8P-100012～BP8P-110288）」と、2019年8月6日〜2020年11月30日に生産された「CX-30（車体番号範囲DM8P-100006～DM8P-112162）」。
同サービスは、エンジン制御プログラムを最新化し､素早いアクセル操作に対する応答性とコントロール性を向上させるもの。燃費性能はそのままに、最高出力が116ps/4000rpmから130ps/4000rpm（＋14ps）に上がり、発進から加速の時には応答の良さや力強さが感じられ、またアクセルを踏み込んだ時にスムーズな加速を感じることができる。また、高速道路での合流・追い越しなど、アクセルを踏み増して一気に加速するシーン（3000rpm～）において、より力強いトルクを瞬時に生み出し、ディーゼルエンジンの強みであるパワフルな加速を持続的に発揮する。
該当車を所有する希望者は最寄りの販売店に連絡し、来店日時を予約のうえ、制御プログラムの最新化（※）を実施することで、最新モデルと同等の性能が得られるようになる。
※マツダ3は2020年11月、CX-30は2020年12月に実施された商品改良時の改良メニューの一部
なお、同サービスの詳細や開発者の想いを紹介するトークショーが、9月4日（土）の20時から公式YouTubeチャンネルにてライブ配信される予定（配信URLはマツダ公式サイトにて案内）だ。
●マツダ公式サイト「マツダ スピリット アップグレードD 1.1」