ナビゲーションシステムは新たに9.2インチ大型モニターを搭載した「Discover Proパッケージ」へとアップグレード
T-クロスは、日本の道路環境にマッチしたコンパクトなボディサイズによる取り回しの良さや、広いラゲッジルームをはじめとする高い実用性が評価されており、2020年の年間販売台数は8930台と、輸入SUVの中でトップを記録している。
今回の仕様変更では、人気オプションのテクノロジーパッケージ(税込8万8000円)に新たに同一車線内全車速運転支援システム「トラベルアシスト」が追加され、安全性がさらに強化されている。この運転支援システムは0~210km/hの範囲でドライバーが予め設定した車速において、前走車との車間および走行レーンの維持をサポートする。ステアリングホイールに設置されている“Travel Assistボタン”を押すだけで、システムを起動することができ、高速道路などの長距離移動において安全性の向上と疲労の軽減に寄与する。
また、ステアリングホイールには静電容量式センサーを採用することで、軽く手を添えるだけで同システムの継続的な作動が可能となり、大幅に快適性が向上した。
また、ナビゲーションシステムが利用できる「Discover Mediaパッケージ」は、今回の仕様変更により、新たに9.2インチの大型モニターを搭載した「Discover Proパッケージ」(税込15万4000円)へとアップグレード。従来と異なり一面フラットでさらに大きくなった画面により、今まで以上に視認性が向上している。
内外装の仕様変更もニュースだ。エクステリアでは、新たにスモーキーグレーメタリック、アスコットグレーの 2色のボディカラーを追加設定し、全8色のカラーラインナップから選べるようになった。
インテリアでは、 今年より他のモデルに順次採用しているタッチコントロール式エアコンディショナーパネルを新たに採用し、今まで以上にスタイリッシュなインテリア空間を実現している。
●フォルクスワーゲン「T-クロス」モデルラインナップ
・TSIアクティブ:286万7000円
・TSIスタイル:312万6000円
・TSI R-ライン:350万3000円
※価格は消費税込み