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EV仕様が日本へ導入 一方エンジン仕様は装備充実

プジョーのラインナップの底辺を受け持つのが、初代モデルが2012年に登場し、19年に発表された現行型が二代目となる208。全長4095mm、全幅1745mmのボディはどこに乗り付けるにも扱いやすいサイズだ。
エクステリア

日本導入モデルに搭載されるパワーユニットは、8速ステップATとターボ付きの1.2l3気筒ガソリンエンジンの組み合わせ、もしくは100kW≒136psの最高出力を発して前輪を駆動するモーターと50kWh容量の駆動用バッテリーを組み合わせたピュアEV仕様の2タイプとなる。
インストルメントパネル

テストドライブを行なったのは、エンジン搭載バージョンで最上級の「GT」グレード。前述のパワーユニットは共有するものの、フルLEDのヘッドライトやフロント・シートヒーター、インテリア・アンビエンスランプや17インチのシューズなどが標準装備となり、パノラミックガラスルーフをオプション装着できるのもこのグレードのみとなる。
居住性


〝ピュアテック〞の愛称が与えられるエンジンは、低回転域からのトルク感が強い一方で高回転側への伸びも良く、「ディーゼルとガソリンの良いとこどり」という印象が強いもの。車両重量が1.2tを下回り、多段ATを備える効果もあって、動力性能に不満はない。
うれしい装備


月間登録台数 NO DATA 現行型発表 20年7月(一部仕様変更 22年4月) WLTCモード燃費 17.9 km/l ※ガソリン車

ラゲッジルーム


さすがにニースペースの余裕は少ないものの、キャビン空間は大人4名が無理なく乗り込めるレベル。欧州発のコンパクトカーでは見逃せない実力の持ち主だ。

※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.142「2022-2023 コンパクトカーのすべて」の再構成です。