マツダの新型3列シートSUV「CX-90」が米国向けに発表!340馬力の直6ターボと323馬力のPHEVシステムを搭載したワイドボディモデル!

2024年型「マツダCX-90」
新型CX-90は、グローバルに需要の高いSUV市場においても、特に重要市場である北米市場のニーズを踏まえて、新たに開発されたワイドボディ3列SUVだ。「For the Voyage of your life(人生の航海のために)」のコンセプトのもと、運転する愉しさや、家族や友人など多人数でのドライブをさらに楽しくする快適性や機能性、安全性能に焦点が当てられており、マツダの新たなフラッグシップモデルとして、今春から米国に導入される。

重厚なSUVスタイル

新型CX-90は大型プラットフォームの採用により、ボディやフェンダーのワイド化、ロングホイールベース化を実現し、CX-90の力強いスタンスを強調するとともに、パフォーマンス感がさらに向上されている。ボディ表面は、曲線美を追求したデザインにより、光と影の反射によって見せる表情が刻々と変化する。また、バンパー下部のメッキ加飾により、ワイドでタイムレスなスタイリングを強調するとともに、ブラックメタリック仕上げの21インチダイヤモンドカットホイールが新設定され、CX-90の力強い存在感が引き立てられている。

また、CX-90には、マツダの最新匠塗色である「アルチザンレッド」が採用されている。CX-90のために特別に開発されたこのカラーは、洗練された色調でありながら、深い彩度を持ち、パフォーマンスと洗練が融合した色調となっている。

インテリアでは、上質な空間に天然素材や光の調和が織り込まれ、日本の自然や美意識を踏襲した空間に仕上げられている。日本の伝統的な美意識にインスパイアされ、贅沢な心地よさを体現した3列シートは、全席において室内空間を拡げるとともに、3列目には3人掛け用シートや専用の空調吹出し口が設定されている。視線の正面に当たるダッシュボードからドアに至るまでは、クロームメッキが施されており、直線的でモダンなルックスが実現されている。

新搭載 6気筒ターボ/PHEVシステム

新型CX-90のパワートレインのうちには、マツダが開発した量産ガソリンエンジンとしては最高出力となる 3.3L直列6気筒ターボエンジンである新型「e-スカイアクティブG」エンジンがラインナップされている。その出力は、340ps/500Nmを発揮。このエンジンには、48Vマイルドハイブリッドシステム「M-Hybrid Boost」が搭載され、効率的な走行が実現されている。エンジンとトランスミッションの間に電気モーターを配置することで、停止状態からのスムーズな加速を実現。低速域ではモーターが直接シャフトを駆動し、100%電動パワーで走行することができる。

もう一つのパワートレインのラインアップが、北米市場向けにチューニングした新型PHEVパワートレイン「e-Skyactiv」だ。給気系チューニングでパワーアップしたマツダの2.5L直列4気筒エンジンをベースに、電気モーターと17.8kWhの大容量バッテリーを搭載。出力は、323ps/500Nmを発揮し、ドライバーの期待に応えるレスポンスの良さと加速感を持ち合わせている。また、PHEVモデルとして、様々な走行シーンで純粋に電気モーターのみで走行できるように設計されており、柔軟かつ安心感のある走りが実現されている。

安全性に特化した支援機能

新型CX-90は、他のマツダ車と同様に、スマートブレーキサポート、ブラインドスポットモニター、マツダレーダークルーズコントロールなどを含む「i-アクティブセンス」安全装備を標準装備し、マツダの他の商品と同様に最高の安全性を継続して搭載している。また、室内ディスプレイを大型化、物理的なボタンを装備することで、視認性と操作感を大きく向上。12.3インチのセンターディスプレイには、シースルービューモニターなどのマツダの新技術が搭載され、駐車時のさまざまなシチュエーションでドライバーを支援する。

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