ベントレー・コンチネンタルGT Sが、高級車コンテスト「Robb Report’s カーオブザイヤー」を獲得したことが発表された。選出は、10台以上の高級ブランドカーから行われ、コンチネンタルGT Sは見事そのトップに立って受賞を果たしたのだ。この結果、ベントレーはコンテスト開始以来4度目の総合優勝を果たし、毎年コンチネンタルにスポットライトを当てている。その他の受賞歴としては、2004年にコンチネンタルGT、2007年にGTコンバーチブル、2022年にGTスピードが受賞している。
2022年半ばに発表されたGT Sシリーズは、エクステリアデザイン、インテリア仕様、ダイナミックシステムを強化し、新しいSシリーズは、ベントレーのグランドツーリングのレシピを運転の楽しさを中心に据えたものであり、快適性を重視したアズールシリーズのコンセプトとは相反しながら補完的な意味合いを持ち合わせている。
Sシリーズでは、ハイコントラストなダークカラーのエクステリアディテールが、コンチネンタルGTの流線型をより印象的にしており、一目でそれとわかるデザインに仕上げられている。軽量化された4.0L V8ツインターボエンジンは、ベントレーが初めて開発した先進の48V電動アクティブアンチロールコントロールシステム、ダイナミックライドによって、GT Sモデルに爆発的でスポーティな個性を与えている。
これによって、GT SはコンチネンタルGTのグランドツーリングのレシピに、姿勢、敏捷性、深みを加えているのだ。これほど印象的なデザイン、パフォーマンス、敏捷性を持ち合わせたグランドツーリングは、コンチネンタルGT Sをおいて他にないだろう。