新型グランドハイランダーを北米トヨタが発表! 広大なキャビンに実用的な3列シートをレイアウト 「ハイブリッドMAX」は362馬力!

新型トヨタ・グランドハイランダー
2月8日のシカゴ・モーターショーにて、北米トヨタより2024年型となる新型グランドハイランダーが発表された。新型グランドハイランダーは、大人が楽に座れるフルサイズの3列目シート、3つのパワートレイン、広いカーゴスペースが確保され実用性は充分。さらに、上級モデルに搭載される「ハイブリッドMAX」パワートレインは362馬力を発揮し、なめらかなパフォーマンスを発揮する。先進装備には渋滞アシスト、ヘッドアップディスプレイ、デジタルバックミラーなどが充実装備され、ドライバー・エクスペリエンスを手厚くサポートする。

堅牢で実用性あるSUVボディ

グランドハイランダーは、トヨタのTNGA-Kプラットフォームをベースに、小旅行からロングドライブまで幅広く対応するアクティブなファミリークルーザーだ。キャビン内の収納スペース、また、3列目後方にスーツケース7個を収納できる広い荷室を備えている。3列目シートを倒せば、約2,775Lのスペースを確保することができる。

グランドハイランダーは、トヨタのTNGA-Kプラットフォームをベースに、小旅行からロングドライブまで幅広く対応するアクティブなファミリークルーザーだ。キャビン内の収納スペース、また、3列目後方にスーツケース7個を収納できる広い荷室を備えている。3列目シートを倒せば、約2,775Lのスペースを確保することができる。


実用的な3列シートは、個性的で美しいエクステリアボディによって包まれている。フロントは、ハイランダーのフォルムを踏襲しながらも、台形ハンマーヘッドグリルや20インチホイールによって、オリジナリティある全く新しいデザインに生まれ変わっている。洗練されたデザインは、シャープなリアバンパーによってリアまで続いており、ハイブリッド・マックスのパワートレイン・バリエーションでは、デュアルエグゾーストパイプが追加され、さらに一歩踏み込んだスポーティなデザインになっている。

パフォーマンスを追求した「ハイブリッドMAX」パワートレイン

新型グランドハイランダーは、性能と効率の両方を兼ね備えたパワートレインラインナップを搭載している。バランスの良い2.4Lターボガソリンエンジン(FF/AWD)、効率性に優れた2.5Lハイブリッド(FF/AWD)、究極のパフォーマンスを追求した「ハイブリッドMAX」の3つがラインナップされる。ハイブリッドMAXでは、全輪駆動(AWD)が標準仕様となり、最大出力362ps、最大トルク542Nmを発揮する。さらに、3つの走行モード(マッド&サンド、ロック&ダート、スノー)を備えたマルチテレインセレクトがAWDモデルとハイブリッドMAXに設定され、オンロードとオフロードの走破性をさらに高めている。

収納・USBポートを豊富に装備したキャビン

運転席・助手席の操作系は、ダッシュボードの12.3インチディスプレイを中心に構成されている。スマホのワイヤレス充電器、2つのUSBポート、3つのカップホルダーと快適性も十分。また、助手席側の使い勝手が重視されており、助手席側には小型のバッグを収納できるポケットが設けられたほか、ダッシュボードにはUSBポートや充電中のコードをすっきりと収納できるトレイを装備し、使い勝手が向上されている。

2列目シートでは、エアコン操作パネルと左右独立したUSBポートがコンソールエンド上部にまとめて配置され、2列目シート乗員の手の届きやすい位置に収められている。また、ベンチシート仕様ではセンターアームレストにカップホルダーを、キャプテンシート仕様ではリアコンソールにカップホルダー、スマートフォン収納スリット、マルチパーパストレイを装備。また、ドアトリムには、多目的トレイとウォーターボトル収納が追加された。

3列目シートでは、デッキ側にUSBポート、スマートフォン/タブレット端末収納スペース、2つのカップ&ボトルホルダーを設け、多様な利用シーンに対応。さらに、乗降時に使用するサポートグリップと、降車時に使用するハンドサポートスペースが設けられ、乗降性を高めている。
このように、グランドハイランダーでは、3列すべてのシートにおいて収納機能を妥協せず、ロードトリップにも対応している。インテリア全体では、大型のウォーターボトルが入るサイズのカップホルダーは13個、デバイスを充電して準備しておくためのUSB-C充電ポートは7個も装備されている。

手厚いコネクテッド・安全機能サービス

新型グランドハイランダーに搭載される12.3インチディスプレイには、トヨタの最新テクノロジーが搭載されている。乗員は、直感的なタッチ操作とボイスアクティベーションでシステムを操作できるほか、音声アシスタント、クラウドナビ、旅行プランアシストを純正ナビだけで使用することができる。音声アシスタントでは、「ヘイ トヨタ」などの簡単なフレーズでシステムが起動し、道案内、興味のある場所(POI:Point of Interest)の検索、オーディオコントロールの調整、車内温度の変更などを音声で指示することができる。POI検索にはGoogleのデータが使用される。

新しいトヨタオーディオマルチメディアは、デュアルBluetooth電話接続を可能にし、標準でワイヤレスApple CarPlay/Android Autoに対応している。さらに、グランドハイランダーにはWi-Fiコネクト1ヶ月トライアルが用意されており、最大5台のデバイスに4G接続が可能で、グランドハイランダーがAT&Tホットスポットに変身する。Wi-Fiコネクト機能は新しい統合ストリーミング機能を実現し、ドライバーが契約している個別のApple Music/Amazon Musicを車両にリンクしてオンボードコントロールできるようになっている。ミュージックは、11個のスピーカーを搭載したJBLプレミアムオーディオシステムによって高音質再生される。

グランドハイランダーのコネクテッド機能に含まれるセーフティコネクトには、エマージェンシーアシスタンスボタン(SOS)、24時間365日対応のロードサイドアシスタンス、自動衝突通知、盗難車探索、最大10年間のトライアルが可能な衝突アシスタンスなどが含まれている。サービスコネクトでは、車両健康レポート、メンテナンスアラート、リマインダーを受信する機能が提供され、同じく最大10年間の試用ができる。

トヨタアプリを使用すれば、リモートコネクトサービスの1年間のトライアルによって、グランドハイランダーとスマートフォンを接続させることができる。ユーザーは、ヘッドライトの点灯、ドアのロック/アンロック、車両の遠隔始動ができるほか、車両の状態を確認したり、リマインダー通知の受け取りや、ゲストドライバーアラートを設定することも可能だ。また、スマートフォンから簡単にドアのロックやアンロック、リモートスタートなどができるデジタルキーがリモートコネクト搭載車に標準装備されている。

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