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北米で開催される 2023年カナダ国際モーターショー（CIAS）において、ステランティスグループの自動車メーカーがそれぞれの出展概要を発表した。目玉となるキャンプ・ジープの展示エリアでは、参加者が無料で最新モデルに試乗することができる専用オフロードコースが設置されるほか、アルファロメオ、クライスラー、ダッジ、ジープ、ラムトラック、ワゴニアブランドの多岐にわたる最新ラインナップ、新車モデルもチェックすることができる。
キャンプ・ジープ
カナダでは初開催となる Camp Jeep（キャンプ・ジープ）のイベントでは、モーターショー会場内でジープの誇るオフロード性能を体験できる専用オフロードゾーンが設置されている。イベント参加者は、最新のジープ車両に試乗して 5つの人工オフロードトラックを走行することで、ブランドの誇る比類なき走破性能を直に味わうことができる。
トロントの1,858平方メートルの展示場のハイライトは、ジープ車両が巧みに登り降りする高さ 4mの隆起トラックだ。オートショーでは、以下の最新モデルに試乗してオフロードを走行することができる。
- グランドチェロキー・トレイルホーク 4xe
- ラングラー・ルビコン 4xe
- ラングラー 392
- コンパス・トレイルホーク
- グランドチェロキー/グランドチェロキー・Lサミット
アルファロメオ
カナダ・モーターショーでデビューする2023年モデルのアルファロメオ・トナーレは、アルファロメオ初のプレミアムC-SUVとして、ブランドとして初めて電気自動車市場に参入します。新型トナーレは、創立110年以上の伝統と、48km以上の航続距離、285馬力を誇るプラグインハイブリッドを含む2種類の新型パワートレインによるクラス最高の性能を備えている。
アルファロメオ・トナーレは、北米市場では今春にアルファロメオのディーラーで販売される予定で、電動化とコネクティビティの新時代を見据えたアルファロメオの根本的な進化の一翼を担っている。
クライスラー
クライスラーは初のハイブリッドミニバンとなる、カナダ製の2023年型パシフィカハイブリッドを展示する。電気のみのモードで最大34km/L、オール電化で50km以上、合計800km以上の航続距離を実現している。パシフィカハイブリッドは、ドライバーが電気モードとハイブリッドモードを選択する必要がなく、シームレスなドライビング体験を提供する。クライスラー・パシフィカは、170以上の栄誉ある賞を受賞し、6年連続で最も多くの賞を受賞したミニバンとしての地位を維持し続けている。
また、クライスラー・ブランドは、2025年に初のバッテリー電気自動車（BEV）を発売し、2028年には完全なバッテリー電気自動車ポートフォリオを発売する計画を進めている。
ダッジ
2023年に発表された新型ダッジ・ホーネットも、カナダ・モーターショーでデビューします。ダッジブランドがコンパクトユーティリティセグメントに新たに投入する新型ホーネットは、市場で最も迅速で、最も速く、最もパワフルなCUVとなる。この春にディーラーに導入され、現地市場では40,000カナダドル（≒398万円）以下で購入できる予定となっている。（目的地および手数料は除く）。プラグインハイブリッドモデルのダッジ・ホーネットR/Tは、今春以降に北米の販売店に導入される予定。
ジープ
ジープ・ブランドは、2023年カナダ国際オートショーに、グランドチェロキー 4xe、カナダで最も売れているプラグインハイブリッド車、ラングラー 4xeなど、電動化4xeラインアップを出展する。さらに、カナダでデビューする2023年モデルのラングラー・ルビコン 4xe 20thアニバーサリーも公開される。このモデルは、新しい7スロットグリル、ビードロック対応ホイール、トリプルフープグリルガード、ハーフインチサスペンションリフト、特徴的な20周年記念デカールなどで、最も高性能で象徴的なラングラーの20年を記念するモデルだ。
ラムトラック
ラムトラックからは、北米市場におけるオフロード・パフォーマンス・トラックのリーダーとしてのブランドをさらに強化させる2023年型ラム・ヘビーデューティ・リベルを含む、ラム・トラックが多数展示される。また、カナダ限定のラム1500スポーツ、比類ない豪華な装備を誇る1500リミテッドトリム、702馬力の強力なスーパーチャージャー付きラムTRXも展示される予定。
ラム・ブランドは、バッテリー駆動の小型ピックアップトラック、ラム1500 REVを発表した。2024年に発売されるこのトラックは、航続距離、牽引力、積載量、充電時間において競合車を圧倒的に凌駕する。
ワゴニア
ワゴニアは今年のCIASで、2023年型ワゴニア・カーバイドとグランドワゴニア・Lオブシディアンの新モデル、および新型ハリケーン・ツインターボエンジンを展示する。2023年型ワゴニアは、プレミアム・アメリカのクラフトマンシップ、伝統、洗練という豊かな遺産を基に、比類ない快適性、最先端技術、安全性、伝説的な4×4性能を持ち合わせている。
ワゴニアは、ジープブランドのプレミアムエクステンションとして、2024年にプレミアムミッドサイズのグローバルバッテリー電気SUVを発売する計画を進めており、メーカー推定1回充電での航続距離640km、600馬力、0-96km/h加速 約3.5秒を目標値に設定している。