日産の北米向けミッドSUV「パスファインダー」が、米国IIHS実施の衝突試験で最高評価「TOP SAFETY PICK+」を獲得!

北米向けミッドサイズSUV、2023年型「日産パスファインダー」
日産が北米向けに販売するミッドサイズSUV、2023年型「パスファインダー」が米国道路安全保険協会(IIHS)における衝突試験において、最高評価となる「TOP SAFETY PICK+」を獲得した。また、同じく北米向けの小型SUV、2023年型「ローグ」がパスファインダーの取得したランクに次ぐ「TOP SAFETY PICK」を獲得した。

日産が北米向けに販売するミッドサイズSUV、2023年型「パスファインダー」が米国道路安全保険協会(IIHS)の車両安全基準で最高評価となる「2023 TOP SAFETY PICK+」を取得したことが発表された。なお、小型SUVモデルである2023年型「ローグ」も次ランクの「TOP SAFETY PICK」を取得したことが併せて発表された。今年のIIHSの衝突試験評価は昨年よりも厳しくなっており、検査車両はより激しい衝突にも耐えなければならず、IIHSの受賞車両は全体的に少なくなっているという。

パスファインダーとローグは、IIHSの衝突試験がより厳しくなったにも関わらず、継続して試験で高評価を獲得している。今年度は、テストにおける側面衝突試験の衝撃が82%増加されたほか、夜間における車両対歩行者の前面衝突防止試験が追加、さらにヘッドライトの条件が厳しくなったことで、2つのレベルの賞において「合格」または「良好」評価のヘッドライトを標準装備することが義務付けられていた。

2023年モデルの日産パスファインダーは、歩行者検知式自動緊急ブレーキ、ブラインドスポット警告、リアクロストラフィックアラート、レーンディパーチャー警告、ハイビームアシスト、リアオートブレーキなどの一連のテクノロジーであるニッサン・セーフティシールド360を標準装備しているす。また、高速道路でのロングドライブをサポートするプロパイロット・アシストも用意されている。このほか、クラス唯一のインテリジェント・アラウンドビューモニターやブラインドスポット・インターベンションなどの運転支援機能も用意されており、危険な状況でも乗員を適切にサポートする。

2023年型モデルの日産ローグは、クラス最多の安全装備4である「ニッサン・セーフティシールド360」を全グレードに標準装備している。運転支援機能では、プロパイロット・アシスト、ブラインドスポットアシスト、道路標識の認識システムが用意されている。

IIHS:TOP SAFETY PICK+およびTOP SAFETY PICK 受賞車両

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