今週末の日曜日、フォルクスワーゲンのオリジナル タイプ2 トランスポーターが、世界で最も権威あるコレクターカーイベントのひとつであるアメリア・コンクール・デレガンスに登場する。ID.Buzzの北米デビューを記念して、同コンクールでは初代フォルクスワーゲン タイプ2トランスポーターのクラスが開催される。
今年で28回目を迎えるこのコンクールでは、伝統的に従来のコンクールのカテゴリー分けとは異なる特別なクラスが設定されている。これまでアメリア・コンクールでは、映画や広告に使われた車や、カスタムコーチワークのビートルなどが取り上げられてきた。今年のクラスは、紛れもない文化的アイコンであるフォルクスワーゲン タイプ2トランスポーターにちなんだものだ。
このクラスでは、フォルクスワーゲン タイプ2トランスポーターが様々な形で展示される。米国で納車された最古のバスのひとつをはじめ、ハイルーフの救急車、消防車に改造されたピックアップ、フォルクスワーゲン商用車のコレクションからユニークなハーフトラック フォックス、英国製ドーモビル キャンピングカーの改造車などが展示されます。また、「Fast Times at Ridgemont High」のバス、ウッドストック・フェスティバルで活躍した「The Light Bus」のレプリカ、ジェリー・ガルシアのパーソナルバスなど、エンターテインメントの世界と関わりのある車両も3台展示されている。また、ライトバスのオリジナルとレプリカの塗装を担当したボブ・ヒエロニマス博士も来場する予定だという。
また、Type 2の電動後継機、ID.Buzzも展示される。Buzzは、日曜日の朝に行われるEVのパレード「Taking Charge」で、ノーマルホイールベースのヨーロッパ仕様として展示され、この夏、カリフォルニアでロングホイールベースの北米仕様デビューを飾る。