米フォルクスワーゲン、電動ID.バズのデビューを間近に控え、フォルクスワーゲンのオリジナルバス「タイプ2」をコンクール・デレガンスに記念展示!

フォルクスワーゲン・Lightバス
米国フォルクスワーゲンが、アメリア・コンクール・デレガンスで象徴的な「タイプ2」をトランスポーター・クラスで記念展示することを発表した。北米版フォルクスワーゲン ID. バズのデビューを間近に控え、フォルクスワーゲンのオリジナル・マイクロバスの歴史と文化を称えるべく、コレクターカー界最高峰のイベントが開催される。欧州仕様のID. バズは、6月に行われるアメリカンバージョンの世界デビューを予告するテイキングチャージパレードに登場する。

今週末の日曜日、フォルクスワーゲンのオリジナル タイプ2 トランスポーターが、世界で最も権威あるコレクターカーイベントのひとつであるアメリア・コンクール・デレガンスに登場する。ID.Buzzの北米デビューを記念して、同コンクールでは初代フォルクスワーゲン タイプ2トランスポーターのクラスが開催される。

今年で28回目を迎えるこのコンクールでは、伝統的に従来のコンクールのカテゴリー分けとは異なる特別なクラスが設定されている。これまでアメリア・コンクールでは、映画や広告に使われた車や、カスタムコーチワークのビートルなどが取り上げられてきた。今年のクラスは、紛れもない文化的アイコンであるフォルクスワーゲン タイプ2トランスポーターにちなんだものだ。

1954 タイプ2バス

このクラスでは、フォルクスワーゲン タイプ2トランスポーターが様々な形で展示される。米国で納車された最古のバスのひとつをはじめ、ハイルーフの救急車、消防車に改造されたピックアップ、フォルクスワーゲン商用車のコレクションからユニークなハーフトラック フォックス、英国製ドーモビル キャンピングカーの改造車などが展示されます。また、「Fast Times at Ridgemont High」のバス、ウッドストック・フェスティバルで活躍した「The Light Bus」のレプリカ、ジェリー・ガルシアのパーソナルバスなど、エンターテインメントの世界と関わりのある車両も3台展示されている。また、ライトバスのオリジナルとレプリカの塗装を担当したボブ・ヒエロニマス博士も来場する予定だという。

また、Type 2の電動後継機、ID.Buzzも展示される。Buzzは、日曜日の朝に行われるEVのパレード「Taking Charge」で、ノーマルホイールベースのヨーロッパ仕様として展示され、この夏、カリフォルニアでロングホイールベースの北米仕様デビューを飾る。

フォルクスワーゲン ID.バズ(欧州仕様)

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