メルセデス・ベンツが欧州市場向けに GLE AMG 53/63 4MATIC+の改良モデルを受注開始! プラグインハイブリッドもオーダー可能。

Mercedes-AMG GLE | 2023
メルセデス・ベンツより、欧州市場でGLE改良モデルの販売が開始された。また、欧州AMG販売店でも、アップグレードされたオフロードモデルの受注が開始されている。GLE 53 4MATIC+が1,631万円(112,495ユーロ)、最上位モデルのGLE 63 S 4MATIC+クーペが2,534万円(174,739ユーロ)から販売される。

AMG GLE 53/63 4MATIC+がアップグレード

AMGモデルの標準装備は、従来モデルよりも大幅に充実している。SUVのGLE 53 4MATIC+では、電動パノラマサンルーフ、フロントシートヒーター、アダプティブハイビームアシスト、スマートフォン連携が含まれている。また、選択可能なAMGパフォーマンスエキゾーストシステム、Burmesterサラウンドサウンドシステム、メモリーパッケージ、360度パーキングパイロット、KEYLESS GOパッケージ、ブラインドスポット・アシストもある。また、最新世代のAMGパフォーマンス・ステアリング・ホイールも常備されている。GLE 53 4MATIC+クーペでは、前席のクライメートコントロール、MBUX拡張現実機能、MULTIBEAM LEDヘッドライトも標準装備となり、さらに豪華な装備となっている。

工場出荷時のこの構成は、SUVのGLE 63 S 4MATIC+にも適用される。GLE 63 S 4MATIC+ クーペでは、AIR BALANCEパッケージ、マルチコンツアーフロントシート、ヘッドアップディスプレイもラインナップされている。また、MBUXインテリア・アシスタント、温度調節機能付きカップホルダー、フロントドアを開けたときにAMG特有のアニメーションが表示されるロゴプロジェクターも標準装備されている。

新型モデルは、新デザインのLEDデイタイムランニングライトによってフロントから区別されている。また、53バージョンでは、ジェットウィングデザインの表情豊かな形状のサイドエアインテークを持つフロントスポイラーが変更されている。これにより、視覚的にも8気筒モデルに近づいている。リアは、LEDリアライトの変更で特徴づけられており、2つの新エクステリアカラーがキャラクターの幅を広げている。

プラグインハイブリッドが欧州で受注を開始

メルセデス・ベンツ GLEクーペ

最初のGLE SUVとGLEクーペは、2023年7月からヨーロッパの販売パートナーに到着する予定となっている。プラグインハイブリッドは、欧州向けに注文が開始されている。アップグレードされたGLE SUVの価格は、GLE 300 d 4MATICの1,233万円(85,055ユーロ)から開始される。クーペモデルは、同じエンジンを搭載したバージョンが1,415万円(97,562ユーロ)から開始される。

モデルアップデートの一環として、メルセデス・ベンツは標準装備を拡充している。GLE 300 d 4MATICは、19インチのライトアロイホイールを標準装備している。従来は、GLE SUVのエントリーモデルには18インチホイールが標準装備されていた。メタリックペイントは、すべてのプラグインハイブリッド車の装備パッケージの一部となる。GLEクーペには、従来は別料金だったAMGラインエクステリアが標準装備となっている。

また、メルセデス・ベンツは、マイルドハイブリッドドライブ搭載のGLE SUVモデルに、新たに「オフロードテクノロジーパッケージ」を設定した。このパッケージには、アンダーライドプロテクションが含まれ、AIRMATICエアサスペンション(約31万円のオプション)との組み合わせにより、地上高が30mm向上する。メルセデス・ベンツは、重要なオプション装備をバンドルすることで、顧客への提案も多様化している。顧客は、これらのパッケージを利用することで、最大15%効率的に購入することができる。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部