「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」は、世界でも有数の過酷な耐久レースとして知られています。
「NLS耐久シリーズ」は4時間から最長12時間までのレースを年間9回にわたって開催するもので、24時間耐久レースに参戦するドライバーがコース慣れや実戦テストを目的として出場することもある。
ニュルブルクリンクは、ラインラント=プファルツ州(ドイツ)のニュルブルクに位置しており、約5kmのGPコースと約20kmのノルドシュライフェ(北コース)から構成される全長約25kmのサーキットである。特に北コースは300mもの標高差に加えて170ヵ所を超えるコーナーなど、多くの難所が存在している。そのため、ラップタイムが自動車やタイヤの性能を測るひとつの指標になっており、自動車メーカーやタイヤメーカーの多くが製品の性能を追求する機会としても活用されている。
トーヨータイヤは昨年に引き続き、世界屈指の自動車メーカーとタイアップし、数々の入賞をサポートしてきた実績のあるレーシングチーム「Ring Racing」の協力のもと本レースに臨む。また、本年1月にトーヨータイヤのPROXESブランドアンバサダーに就任した木下隆之選手が同社のサポートドライバーとして同チームより参戦する。
トーヨータイヤの参戦車両として投入されるTOYOTA GR Supra GT4向けに開発された専用レースタイヤ「PROXES Slicks(ニュルブルクリンクスペック)」が供給され、本レースのSP10クラスでの優勝が目指される。
