EVを活用したイベント等への協力による、地域の脱炭素化および活性化へ貢献。日産の電動化アクション「ブルー・スイッチ」212件目の取り組み
この協定は、両社が協力し、電気自動車(EV)の普及促進及び活用による脱炭素化や地域活性化の推進を目的としたもので、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の「ブルー・スイッチ」活動としては、212件目の取り組みとなる。
プレステージ・インターナショナルは、事業活動を通じて脱炭素社会と資源循環型社会の実現に向けた取り組みを推進し、地球環境及び地域社会への負荷軽減に努め、環境・社会と調和した活動を行っている。2050年度までに、グループ全体の温室効果ガス排出量の実質排出ゼロを目指し、事業活動のライフサイクルにおいて、エネルギー利用の効率化や再生可能エネルギーの利用促進に努めていく。
一方、日産自動車は、EVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、2018年5月より、EVの普及を通じて、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を、全国の自治体や企業、販売会社とともに推進している。また、2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言、電動化をリードしながら、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速している。

この日産自動車が推進する「ブルー・スイッチ」、そしてプレステージ・インターナショナルが取り組む脱炭素社会と資源循環型社会の実現やSDGsの推進において両社が賛同し、同協定を締結する運びとなった。「電気自動車を活用した脱炭素社会実現に向けた連携協定」の概要は以下のとおり。
【協定の概要と主な連携内容】
●プレステージ・インターナショナル
・社用車及びサービスカーのEVへの順次入れ替えによる脱炭素化推進
・従業員に対するEV導入推進と国内事業所におけるワークプレイスチャージング(※)の導入
・国内事業所における地域の脱炭素化および活性化を目的としたイベントの実施
※職場での充電環境を確保し、従業員の通勤・業務用としてEVの利活用を促す取り組み。
●日産自動車
・プレステージ・インターナショナルの国内事業所において実施するEVを活用したイベント等への協力による、地域の脱炭素化および活性化へ貢献
・環境教育等の提供による、環境啓発活動への協力
・EVの普及促進に関する情報及び災害時のEVからの給電に関する情報の提供

上記に加えて、プレステージ・インターナショナルは、今後のEV普及に備え、EVが電欠した際の駆けつけ充電サービス(※)も開始しており、EV使用における利便性向上にも努めている。
※EVが走行中に電池切れしてしまう“電欠”を起こした際に、現場に駆けつけて充電し、レッカー搬送を伴わずに現場で復旧し、短時間で自走可能にする。
日産とプレステージ・インターナショナルは同協定締結を機に、持続可能なまちづくりを推進し、美しい自然環境を未来に残すため、EVの普及を通じた脱炭素社会実現、SDGs達成に向けて、さらに連携を強化していく方針だ。