マツダは2023年度も「ロードスター・パーティレースⅢ」などのモータースポーツ活動を協賛

ロードスター・パーティレースⅢ
マツダは3月22日、「倶楽部MAZDA SPIRIT RACING」の活動のなかで、モータースポーツを通じてクルマを運転することの楽しさをより多くの方々に感じてもらうために、2023年度もモータースポーツ活動に協賛すると発表した。

クルマ本来の操る楽しさを体感し、モータースポーツのすそ野を広げていくこととあわせて、将来にわたって持続可能なモータースポーツのあるべき姿も創造

マツダは多くの方々にモータースポーツを気軽に楽しんでもらいたいとの思いをもって、グラスルーツ(草の根運動)モータースポーツに力を入れてきた。健康で安全なモータースポーツ活動を活性化させることで、個々人の技量に応じて正しく運転技量を高め、安全意識とスポーツマンシップを醸成することを通じ、安全なクルマ社会の継続した発展に貢献したいとマツダは考えている。クルマ本来の操る楽しさを体感し、モータースポーツのすそ野を広げていくこととあわせて、将来にわたって持続可能なモータースポーツのあるべき姿も創造していくことで、時代の変化に適合したモータースポーツ活動の啓発と認知向上に努めていく。

倶楽部MAZDA SPIRIT RACINGチャレンジプログラム

マツダは「ひと中心」の思想のもと、人を研究し続け、人々の日常や移動することの感動体験を創造し、誰もが活き活きと暮らす「愉しさ」と「生きる歓び」を届けていくことを目指すとともに、2050年のカーボンニュートラルに挑戦していく方針だ。

マツダが2023年度に協賛するモータースポーツ活動

ロードスター・パーティレースⅢ
2002年から行われているロードスター(NR-Aグレード限定)のワンメイクで行われるJAF公認ナンバー付き車両レース(NR-Aカテゴリー)で、近年盛んになっているナンバー付き車両レースの草分け的存在のひとつ。
全国の主要なサーキットを転戦するジャパンツアーシリーズが年間7戦、3地域で行われるローカルシリーズが各4戦と、合計19戦が計画されている。ジャパンツアーシリーズは「JAFツーリングカー選手権」のタイトルを冠するレースとなり、新たに十勝スピードウェイ(北海道)も加えた年間7戦(有効5戦)とスケールアップすることで、「する」「みる」「ささえる」 すべての人がより楽しめるシリーズを目指す。
※主管:株式会社ビースポーツ

マツダファン・サーキットトライアル(MFCT)
JAF公認のタイムアタック競技で、車種や改造の有無などによりクラス分けされた、登録ナンバー付きのマツダ車が参加可能。会場ではプロのドライビングアドバイザーが、サーキット初体験の方の基本的な質問から、ベストタイムを更新したい方への専門的なアドバイスまで対応しており、幅広い方々にモータースポーツを楽しんでもらえる環境を整えている。
※主管:株式会社ビースポーツ

マツダファン・エンデュランス(マツ耐)
マツダファン・サーキットトライアルと同様に、登録ナンバー付きのマツダ車で参加可能な耐久レース。1台につき4名までの複数ドライバーで参加するチーム戦も可能で、仲間や家族と気軽にモータースポーツを楽しむことができる。マツダファン・サーキットトライアルと同様に、車種や改造の有無などによるクラス分けを行ったうえで、プロのドライビングアドバイザーのサポート体制を整えている。
※主管:株式会社ビースポーツ

eスポーツ(eSPORTS)
普通自動車免許の有無にかかわらず、幅広い年齢層の方々に、レースを通じてクルマを操り、走る歓びを感じてもらうことを目的に、eスポーツ大会を2023年度も開催する。

倶楽部MAZDA SPIRIT RACINGチャレンジプログラム
「バーチャルからリアルへの道」で、バーチャルのeSPORTSの世界からリアルモータースポーツを体験する機会を提供するプログラムと、「スーパー耐久レースへの道」で、マツダが協賛している「ロードスター・パーティレースⅢ」および「富士チャンピオンレース ロードスターカップ」というふたつのグラスルーツモータースポーツにて優秀な成績を収めたドライバーが、スーパー耐久シリーズにチャレンジするプログラムを2023年度も継続する。

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