日産が「後付け急加速抑制アシスト」を発売。まずはノートe-POWERから適用

日産自動車はこのほど、低速走行時におけるアクセルペダルの踏み過ぎや、踏み間違いによる急なアクセル操作を検知し、加速を抑制する後付け装置「後付け急加速抑制アシスト」を開発し、3月29日に発売すると発表した。価格は取り付け費用を含めて税込み7400円〜。なおこの装置は、既販のEVおよび e-POWER 車への装着が可能で、「ノート e-POWER(E12型/年式2016年11月〜)」への適用を皮切りに、今後順次対象車種が拡大される予定だ。

車速約30km/h以下の低速走行時におけるアクセルペダルの踏み過ぎや、踏み間違いによる急なアクセル操作を検知し、加速を抑制

日産は「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、「踏み間違い衝突防止アシスト」、そして既販車向けには「後付け踏み間違い加速抑制アシスト」など、さまざまな衝突回避サポート技術を開発してきた。これらは障害物を検知することで発動し、より安全な運転をサポートする技術だ。

今回発表の「後付け急加速抑制アシスト」は、障害物の有無に関わらず、車速が約30km/h以下での低速走行時において、アクセルペダルの踏み過ぎや、踏み間違いによる急なアクセル操作を検知し、加速を抑制する技術で、踏み間違いによる思わぬ事故の抑止や、被害軽減を目的としている。

後付け急加速抑制アシストを装着すると3点のシールが貼付される

また、加速を抑制すると同時に、ブザーの音(前進時のみ)とメーターパネル内の出力制限表示灯(カメのマーク)を点灯させることにより、自身の急なアクセル操作を認知させ、ブレーキ操作を促す。

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