ミシュラン「パイロットスポーツ カップ2コネクト」がシビック・タイプRのニュルブルクリンクFFモデル最速ラップタイムに貢献

ミシュランはこのほど、「MICHELIN PILOTSPORT CU2 CONNECT(ミシュラン パイロット スポーツ カップ ツー コネクト)」を装着した「シビック・タイプR」が、ドイツのニュルブルクリンク北コースでFFモデルで最速となる、7分44秒881のラップタイムを記録したことを発表した。

ミシュランは、ホンダと共同開発した公道も走れるサーキット用スポーツタイヤ、「MICHELIN PILOTSPORT CU2 CONNECT(ミシュラン パイロット スポーツ カップ ツー コネクト)」を装着した「シビック・タイプR」が、ドイツのニュルブルクリンク北コースで、性能評価のための走行テストを行い、FFモデルで最速(※1)となる、7分44秒881(※2)のラップタイムを記録したことを発表した。
※1:ホンダ調べ(2023年4月時点)
※2:ニュルブルクリンク公式測定値。2019年より制定されたニュルブルクリンク公式ルールに基づく、北コース(ノルトシュライフェ)20.832kmでの測定値。2019年以前は、20.600kmでの測定かつ非公式タイム

ミシュランとホンダの強力タッグにより、シビック・タイプRで“ニュルブルクリンクFF車最速”の達成を実現

シビック・タイプRに標準装着のパイロットスポーツ4Sの開発ノウハウ活かし、ホンダと新たに「パイロットスポーツ カップ2コネクト」を共同開発。サーキットでの走行性能をより引き出し、ドライグリップ性能を向上させるとともに、バランスのよいハンドリングを実現している。装着サイズは265/30ZR19 93Y XL H0だ。

シビック・タイプRの開発責任者である柿沼秀樹氏は、このように語っている。
「“Ultimate SPORT 2.0”をグランドコンセプトに描き、圧倒的な速さとグランドツアラー性能を兼ね備えた新世代タイプRを進化させる上で、ハイパワーFF車が持つ諸元と運動特長に、より一層照準を合わせたタイヤ開発をする必要がありました。そんな私たちからのオファーにミシュランが快く手を挙げていただき、タッグを組むことになりました。かつてのFF車にはない265mm幅のワイドタイヤでありながら、ミシュランが持つ独創的な技術で、我々の高い要求を叶えるシビック・タイプR専用のパイロットスポーツ4Sが完成しました。
 その上で、シビック・タイプRの優れたサーキット性能を、最大限に満喫されたいお客様のために、サーキット走行により照準を合わせたパイロットスポーツ カップ2コネクトを共同開発し、その証として“H0”(エイチゼロ)マークの刻印を施しています。
 ニュルブルクリンクのタイムアタックにおいては、この共同開発のパイロットスポーツ カップ2コネクトを履くシビック・タイプRの高い性能が遺憾なく発揮されたことで、ミシュランと共に“ニュルブルクリンクFF車最速”の達成を実現することができました。
 是非皆様もこの共同開発したパイロットスポーツ カップ2コネクトで、進化したシビック・タイプRのサーキットパフォーマンスを余すことなくお楽しみ頂ければ幸いです」

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