三菱自動車がタイで軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」の実証実験を開始。EV普及に向けて環境整備を1年かけて検証

三菱自動車のタイにおける製造・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)はこのほど、株式会社日立物流のタイの物流会社Eternity Grand Logistics Public Co., Ltd.(Eternity社)と軽商用電気自動車(EV)の実証実験に関する覚書を、6月9日に締結したと発表した。

三菱自動車が取り組む新環境計画パッケージの一環で、タイ政府の電動化政策に貢献

実証実験の期間は1年で、日本で販売されている「ミニキャブ・ミーブ」を同社の輸送業務に活用する。Eternity社は今後、走行距離や充電記録、配送ルートなどのデータ集積を行い、EV普及に向けた環境整備の検証を進めていく予定だ。

MMTh社の小糸社長兼CEOは次のように述べている。
「今回の実証実験は、三菱自動車が掲げる新環境計画パッケージの取り組みのひとつであり、タイ政府の電動化政策に貢献するものです。実証実験を通じて、タイのお客様に電気自動車を商用車としてもお選びいただけるよう、利用環境の整備に取り組んでまいります」

また、日立物流執行役兼アジア極代表兼Eternity社会長の本田氏は「物流企業のリーディング・カンパニーとして、二酸化炭素排出量削減に取り組む責任があり、一方で物流コストを下げる必要があります。電動車の先進技術を持つ三菱自動車との今回の取り組みにより、将来の運用を念頭に電気自動車の理解を深め、産業・社会の持続的な成長のために責任を果たしてまいります」と語っている。

三菱自動車は、日本での販売以来10年にわたり経験・信頼を蓄積してきた「ミニキャブ・ミーブ」の商品改良や、海外での実証実験をさらに展開し、様々な業界の企業とともに環境に配慮した社会づくりに貢献していくとしている。

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