【新車販売台数】4月は16.7%増の34万台9592台。8ヶ月連続で前年同月比プラスと好調が続く!

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した、4月の新車販売台数は34万台9592台で前年同月比16.7%の増加となった。

国内新車販売は回復傾向、新型コロナの影響は徐々に緩和か。

レクサス・RX500h

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が5月1日に発表したデータによると、2023年4月の国内新車販売台数(登録車・軽自動車)は34万9592台となり、前年同月比で16.7%の増加となった。登録車と軽自動車の合計では8ヶ月連続で前年同月比プラスを記録している。新型コロナウィルス流行による部品の供給不安定による生産調整の影響は縮小され、前年よりも生産台数が回復しつつある。

登録車は国内自動車メーカーの主要9ブランドすべて好調を記録。

マツダ・CX-60

4月の登録車新車販売台数は、21万9987台で前年同月比23.1%増。4ヶ月連続のプラスとなった。自動車ブランド別にみると、国内自動車メーカーの主要9ブランドのすべてがプラスとなった。トップのトヨタは11万4761台で前年同月比118.2%を記録し2位の日産(2万2181台)と大きく差をつけている。レクサスは前年同月比245.4%、マツダは同212.5%と大幅増。マツダはSUVの新モデルCX-60の販売好調が貢献していると見られている。

メーカー販売台数前年同月比
トヨタ11万4761台118.2%
日産2万2181台126.6%
ホンダ1万5562台104.6%
マツダ1万1753台212.5%
スズキ9106台153.2%
レクサス7535台245.4%
スバル6143台107.1%
三菱3823台183.0%
ダイハツ2922台21.6%
登録車/2023年4月の新車販売台数(日本自動車販売協会連合会)

軽自動車の販売台数は19万3937台で前年同月比4.5%増

三菱・デリカミニ

4月の軽自動車新車販売台数は12万9605台で前年同月比7.2%増。自動車ブランド別にみると、ダイハツ、スズキ、日産、トヨタ、マツダがプラスとなった。トップのダイハツは4万8948台で前年同月比115.2%と好調。8ヶ月連続でのシェアトップを獲得している。2位にスズキの3万9265台で前年同月比108.6%が続く。一方で、三菱は2133台で前年同月比88.0%と大幅なマイナスを記録した。予約の段階で好調を記録しているデリカミニの販売が期待される。

メーカー販売台数前年同月比
ダイハツ4万8948台115.2%
スズキ3万9265台108.6%
ホンダ2万1008台93.1%
日産1万853台103.5%
三菱2133台88.0%
トヨタ3012台101.8%
マツダ2861台128.2%
スバル1516台95.3%
軽自動車/2023年4月の新車販売台数(全国軽自動車協会連合会)

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